身近な鉄道のちょっとディープな豆知識
『身近な鉄道のちょっとディープな豆知識』
おはようございます。
曇天模様で明けました2024年4月27日㈯の小江戸川越です。
今日もラジオ川越「ちょっとディープな川越観光案内」をお聴きいただきまして、ありがとうございました。
さて、ゴールデンウィークに突入しましたが、お出かけのご予定は決まりましたか?
車や電車、バスなど色々な手段でのお出かけがありますね。
気軽に行けそうな「軽い遠出」には電車で行くのが便利かもしれません。
さてさて、そんな行楽や普段の通勤通学にお馴染みの、川越を走るのが東武東上線です。
東上線は今からちょうど110年前の、1914年5月1開業しました。
当初は東京と上越、または上州を結ぶ計画だったと言われています。
そのうち鶴ヶ島駅はちょっと特殊なんで省きますが、純粋な川越市内で、東上線の駅は4つあります。
実はこの4つの駅は、この110年のあいだに「全ての駅」で「駅名が変更されている」のです。
池袋側からご紹介しましょう。
まずは高階駅。
現在は新河岸駅ですが、開業は東上線と同じ1914年。
翌々年の1916に改名しました。
駅から少し歩きますと、かつて川越と江戸を結んだ舟運の史跡が残っています。
続いては川越西町駅。
言うまでもなく現在の川越駅です。
開業は1915年、当時は駅の所在地が、脇田西町だった事から、名付けられたとされています。
今の脇田本町にあたる町内で、改名は1940年、当時の国鉄川越線の川越駅開業に合わせて変更されてます。
お次は川越町駅。
今では川越市駅を名乗っていますが、開業は東上線と同じ1914年。
1922年の川越市市制施行により、改名されています。
周囲は入間川街道の佇まいも残り、蔵の街への徒歩アクセスも比較的近い駅です。
的場駅と言えば、現在ではJR川越線の駅に当たりますが、実は東武東上線の駅として、坂戸まで延長開業された1916年に開業しました。
改名は1930年で、先の東京オリンピックのゴルフ会場になりました。
霞ヶ関カンツリー倶楽部に合わせて、霞ヶ関(かすみがせき)となりました。
昭和の雰囲気が一杯の商店街や、様々な歴史ある神社仏閣、また「かわごえ」の語源とひとつとも言われる「河越氏」の史跡も歩いて行けます。
よくよく調べてみますと、全ての駅名が変更されているのは、珍しい事ではないでしょうか?
これも開業から110年の歴史の賜物かも知れませんね。
旧駅名の由来の場所をたずねてみても面白いのではないでしょうか?
それでは本日も小江戸川越で、お楽しみください\(^o^)/
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(C)norakura kawagoe