11月23日に飼い主放棄（飼い主死亡）で引取った「タマ」ちゃん。
申告13歳のオス猫です。
引取時より、左目の腫脹がありました。
角膜は白く濁っています。
ここ1週間ほど、食欲減退や、下痢＆嘔吐の症状もあり、経過を見ていましたが
一番は、食欲が回復しないことが心配で病院で診ていただきました。
一番気になったのは、
左目の眼圧が上がっていて、痛みで食欲が減退しているのでは、ということ。
眼圧測定。
右目 18mmHg（正常値）
左目 48ｍｍＨg（異常値）※緑内障
やはり、緑内障でした。
角膜中央には潰瘍があり、破れると感染症等、難しい問題も出てきます。
血液検査の結果は、問題なし。
最善の選択として、左目の眼球を摘出する手術をすることになりました。
タマちゃんは13歳の今まで、飼い猫として暮らしてきました。
眼の問題は、ティアハイムに来た時からでしたので、
十分な医療を受けていたとはいえません。
それでも、ご高齢の飼い主さんが、可愛がって飼っていてくださったんだろうと思います。
飼い主さんが亡くなって、ご親族がタマちゃんを引き継いで、5ヶ月の待機の後にティアハイムに来ました。
（ティアハイムに相談があった6月頃は保護スペースがなく順番待ちで、
その間、ペット可住宅を「猫だけのために」賃貸で借りて保護されていたそうです）
そんないきさつもあり、何か月も孤独だったタマちゃん。
高齢ですが、治せる病気は治して、奇跡のご縁が見つかればと思います。
手術は12月18日（月）です。
どうか無事に終わりますように、応援をお願いします。
引取後も医療ケアは続きます。
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