今朝、8時半すぎだったでしょうか。
相談の電話がありました。
昨年の5月にも相談があり、子猫6頭の引取と、メス猫1頭の不妊手術をして戻した家庭です。

 

相談の内容は、妊娠している猫が子猫を産めずに苦しんでいる、

数日、うずくまってご飯も食べない、子猫も産まれない、という話。

命の危険があります。

 

すぐに引き取りに行きました。

昨年春に生まれた子だそうです。

飼い主さんは持ち猫を隠すので(猫を絶やしたくないから)ほんとのところはわかりません。

 

●黒猫♀ 1歳 体重2.9キロ

 
朝10時15分。
おうちに着いた時には、子猫が産まれた!?あとでした。
死産。
長く産道にいたのでしょうか、長く伸びてペシャンコになっていました。可哀想に、、、。
この子猫だけなのか、まだお腹にいるのかわかりません。
でも飼い主は、もうお腹に子猫はいないと思う、と言います。
(あとでわかるのですが、たぶんその前に何頭か既に産んでいたのかもしれません)
すぐに動物病院に向かいました。
 
エコー検査の結果、お腹に残っている子猫はいませんでした。
オシッコが濃い黄色になっていて、黄疸の症状が出ているとのこと、
避妊手術は後日に体力が回復したら実施予定です。
 
それにしても、どこか腐っているの?というくらいの悪臭が猫から出ています。
胎盤がお腹の中に残っているのか、
お腹の中で出てくる前に腐ったのか、、、。
こんな状態で大丈夫なのかと心配になりました。
 
皮下輸液と抗生剤コンベニア、少量のステロイドの注射を打ってもらい、ティアハイム戻り。
このまま、アルマで保護します。
※飼い主は了承すみ。
 
今日はまだ何も食べません。
やっとのこと、ちゅーるを1本近く、経口で少しずつ食べさせました。
 
 
そういえば今日、この黒猫は、5匹産まれた中の1頭だと言っていました。
昨年5月に4頭の兄弟子猫を引取っています。
1頭だけ、手元に残したんですね、たぶん。
 
この時に不妊手術した黒猫の他に、
飼い主が捕獲できないと言って手術出来なかった黒猫は、その後、亡くなったそうです。
出産後に体調を崩したと言っていました。
 
真実を追求しても、本当の話は出てこないので、
とにかくこの家庭から不幸な子がいなくなることが願いです。
 
飼い主さんも目の前で手当も出来ずに亡くなることはイヤだったので電話してきたのでしょう。
やっぱり猫には幸せになって欲しいと言っていました。
飼い主さんは、もう70代後半のお年ですから、どうか殺生をせずに猫のためを考えてください。
 
 
黒猫さん(仮の名前:ルミ)、回復しますように。
避妊妊手術さえしていれば、妊娠することもなく、命の危険性もなかった。
小さな体での妊娠出産は大変です。
それで命を落とす子もいるのです。
それは運命ではありません。
少なくとも飼い主がいる限りは、人災です。
 
 
 

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