4月26日朝、1本の電話。ご近所の方からです。
家の前に痩せて弱った猫がいる。
猫アレルギーの子供がいるので、保護できない。
助けてもらえないだろうかというお話。
 
生き死にに関わるかもしれないような状況であれば、
なんとかしないといけません。
東京都の場合、負傷猫(衰弱、怪我等)は、東京都動物愛護相談センターに収容されます。
しかしあいにくの金曜日、その後の3連休。
それを考えると、こちらで保護せざるを得ないと思い、連れてきていただきました。

 

三毛♀ 推定15歳 高齢猫です。

 

その日の夕方に病院へ。

血液検査、キャリア検査。 

体重1.8キロ。痩せています。

 

血液検査の結果は、貧血とBUN(腎臓の数値)の上昇。

キャリア検査(猫エイズ猫白血病検査)は陰性でした。

 

ノミ糞がついていたので、キャットコンボ(駆虫薬)をつけました。

どれくらいの期間かわかりせんが外にいたのだろうと思います。

耳カットはありません。

元々は家庭猫であった可能性もあります。

 

皮下輸液と抗生剤の注射、ステロイト少量を入れていただきました。

鼻詰まりが酷くて、呼吸が苦しそうです。

 

体調が持ち上がるかどうかわかりませんが、抗生剤の投薬を続けながら様子をみます。

 

元気になってね。

 
猫の保護相談が多く、現実的には相談の1割も受入れできません。
費用がかかる(有料引取)という問題もさておき、受け皿(収容場所)の確保が難しいためです。
成猫のご縁には時間がかかり、1年2年以上かかることも普通にあります。
小さなティアハイム(保護シェルター)には限界があります。
 
こちらの三毛さんは気に留めてくださる方の動きが早くてラッキーでした。
どうか応援してください。
 

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どうかご縁がありますように。

 

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