6年前の8月17日に、胃の外側に出来たジストという10センチ大の腫瘍が破れて摘出手術の救急搬送されて一週間。無事退院となりました。
当時、無症状で何の前触れもなく内部破裂。
大量の内部出血を起こして搬送されました。
ジストという10万人に2人という難病にもビックリしましたが、そんなものが出来ていた事にもビックリしました。
白血病の方にも処方されるグリベックという高額なお薬を5年間飲みました。
しばらくしてイマチニブというジェネリック薬品が出てとても助かりました。
何よりもこの病気をしてから世界観が変わり、健康のありがたさ。仕事が出来る事。美味しく食べられること。お酒をやめられたこと。日本の医療制度の素晴らしさ。健康保険や生命保険の保証は本当にありがたかったです。
一から生まれ変わった気持ちがしました。
お客様の看護師さんに介抱されて、救急隊の方、家族、検査技師さん、執刀医さん、誰一人欠けても助かりませんでした。
大いなる存在に助けられました。
ものの見方も随分変わりました。
一見、大災難と思われますが、いろいろ気づくための荒治療でした。
開腹手術後の激痛。抗がん剤の副作用による薬疹、皮膚荒れ出血、爪の変形欠落、先の見えない不安、なかなか大変でした。
それを克服するための潜在意識の活用や健康になるためにいろいろと学習したり試してみました。
入院して1週間、ギターが弾けませんでしたのでお腹が痛いのを我慢して弾いてる写真です。
貧血で顔色もイマイチですが、ギターを弾けるのが最高に幸せでした。
一年前の検診でジストの再発が全く見られないのでお薬の処方を止めて様子を見る事になりました。
そして今回、お薬無しでも再発していない事がわかり、次回はまた、一年後のCT検査予約となりました。
本当にウソのような回復に自分自身驚いています。
6年前に退院してから一日もギターを弾かない日はありませんでした。
やはり、大好きな事を突き詰めて毎日楽しく生活することが1番健康に良いみたいです。
また原点に戻って、やりたい事、楽しい事を皆様にお伝えしたいと思います。