その3日くらい前に、私と義父はその病院を訪れていました。
「よっぽど大丈夫だろう」
そう思いながらもどうしても不安になってしまう…
そんな日々をしばらく過ごしました。
でも、そんな不安な日々を過ごしたから気づけたこともあるのかなと思っています。
ニュースを見た時頭に浮かんだこと
私達は外来だけで、入院病棟には行ってない
だから大丈夫、でも…
義父の担当のお医者さんや看護師さんが感染していたら…
義父に頼まれて売店にコーヒーを買いに行ったから、もし店員さんが感染していたら…
ウィルスはいろんな場所について、何日も生きてる⁉︎
でも、さすがに毎日掃除しているから大丈夫だろう
私もマスク、手洗いをちゃんとしているから大丈夫だろう
でも…
そんなことばかり考えていました
でも、ふと冷静になると
「なんて自分勝手な考えだろう」そう気づくことができました
私なんかより、患者さん、病院のスタッフさんやそのご家族がどれほど不安だったことか…
冷静になれば思いやれるのに…
感染者の方への誹謗中傷や医療関係者の方々への差別など絶対にあってはならないことが起きている
不安のただなかにいると、そんなことが起きるのだとわかりました
そしてね、「世の中は冷たい」そんな前提でいるから不安になるのかな〜と
私の不安の原因の大半は、ウィルスによる症状より、感染したことによる世間からの攻撃に怯えていました。
もし、「世の中は優しい」という前提でいたら
こんなに不安にはならなかったかなぁと
自分の中にある「前提」「設定」みたいなことにも気づくことができました
また、情報が欲しくてテレビやネットばかり見ていました
でもこれらから得られる情報は、結局不安を煽るようなことばかり…
やっぱり、テレビは見ない方がいいと感じました
(特に、平日の14時〜16時の地上波民放テレビ⁉︎)
そんなことがあった4月でしたが、おかげさまで私も義父も元気に過ごすことができました
畑を始めたことで、だいぶ気持ちが変わったように思います
緊急事態宣言が解除されても、警戒しながらの生活は続くと思います
それでも冷静さをもって、生活していけたらなと
今は思います