桜の開花宣言が駆け上がり始めましたね。
いい季節になってきました、本日のお当番、まめです。

ここ数週間世間を賑わせている「#保育園落ちたの私だ」ですが、
うんうん、あるよあるよ、私たちにもあるんだよそれ。

‪#‎介護で仕事辞めたの私だ

あ、私まめは厳密には介護では仕事を辞めていませんが…。
新卒時がちょうど就職氷河期の最後の冷風が吹き荒れる世代で、
なんとか1社内定を頂くところまでいったのですが、
勤務地が80%くらいの確率で遠方だとのことで、辞退してしまいました。
やはり、難病患者の親がいて遠方に生活拠点を置くことを決断する勇気は、22歳の小娘にはありませんでした。

その後は販売のパートを2年ほど→事務系フルタイム派遣社員を2年ほど→結婚→離婚→フルタイムブラック企業社畜系正社員を6年ほど、と変化していきます。
非正規時代は時間の融通が利くことが1番の利点でした。
社畜系正社員のいいところは、給料も低いしボ様も雀の涙だし残業代も出ないけど
土日祝日は絶対休みだったので、
外出介護の補助で地方に飛び回る生活が成立していたことくらいかな…。

実際に介護を理由に離職せざるを得なかった人たちがたくさんいます。
特に #ヤングケアラー といわれる世代の人たちは1度キャリアから外れてしまうと、
その後の再就職などでとても不利な状況におかれることが多いです。
介護のことを考えながら仕事を選んできた私でも、もしかしたら違うキャリアの道があったんじゃないかな?と思うこともあります。
面接とかでも「なんで正社員で就職しなかったの?」ってめっちゃ言われるし、
かといって「家に介護を必要な人がいて…」なんて言おうもんならその時点で結構不利にもなります。
実際社畜系正社員の面接でも勤務を始めた後もALSの話もしていないんですよね。
なので今介護のために仕事を辞めようか悩んでいる人は、本当にギリギリまで辞めるのは保留してほしいなと思います。
身体しんどいと思うけど、いつでも辞められるから!
でも再び働くことは本当にハードル高いから!!

介護が必要な家族がいる人が働くことにもっともっと社会が寛容になれば、
#‎介護で仕事辞めたの私だ‬ なんて言わなくていいのになって思います。
この国は再チャレンジが出来る美しい国なのにねぇ…(鼻ホジ)

さて、次はどのメンバーが話してくれるかな?
お楽しみに!
ではでは、まめでした

今日の1曲→Working Man
人の痛みもわからないそんな貧しい心持合わせ
「もーどーでもいー」そんなセリフをいつもぼやいてる