「自分が生きてない時代に興味を持つのって、すごくいいこと」―平成生まれのあいみょんが令和に残したいもの

4/24(水) 8:35 配信

平成7年生まれ、現在24歳のシンガー・ソングライター、あいみょん。若者世代のポップアイコンとして人気を博し、2018年にはNHK紅白歌合戦に出場した。フォークや歌謡曲の雰囲気が感じられる楽曲は、いまや幅広い世代に浸透している。どこか昭和の薫りを漂わせる、平成生まれのあいみょんは、「昭和」「平成」をどう捉えているのか。そして「令和」に残したいものとは。(ライター:金子厚武/撮影:太田好治/Yahoo!ニュース 特集編集部)

歌謡曲をやりつつ、新しいものを交ぜる

2018年末、NHK紅白歌合戦に初出場したあいみょん。番組プロデューサーは会見で、「10代、20代の『デジタルネイティブ』と言われている世代に人気」と選考理由を明かした。一方で、楽曲に関しては「昭和っぽい」と形容されることも多く、それが幅広い世代からの支持につながっている。

「私は平成を生きてきたから、昭和を生きたことはないのに、『昭和っぽさ』を持ってるのはラッキーっていう感じですね」