こんにちは、アマミモヨリです
偶然でも何でも
お越しいただきありがとう。
前回からのつづきです。
その時のことは今思い出しても
やっぱり不思議です。
舌打ちする不審なおじさんから
離れたいのに、
なぜだかヒルマが
そばに行ってしまうのです。
見事に空気を読みません。
※自閉スペクトラムの特性に
空気が読めないってあったりします。
(息子ヒルマは発達障害でして、
自閉スペクトラム症と診断されてます)
そんなドタバタを2~3度
くりかえしてたら・・・
おじさんの舌打ちが
いよいよ激しくなりました。
これはもう、退散した方が
良さそうです。
「おうちにかえろう」と
ヒルマに声をかけたとき、
呼ばれた気がして
そちらを見ました。
そしたら──
あのおじさんの額から
血が出ていたんです!
わたしはもうね、焦る、焦る!
大声でそう告げると、ヒルマを抱えて
あわてて駐車場に向かったのです。
(つづきます)