(写真は本文と関係ありません)
この夏は、とあるバイトをして過ごしました。
(まだやってます)
人生初めての飲食バイトで、周囲の人にも「突然何故!?」と言われましたが、運良く雇ってもらえたのでなんとかやってます。
42歳で初業種のことを覚えるのは結構大変。
学生さんも多く働いているのですが、若い子は覚えも良いし体力もある。(いつでも今が一番若いけれど、やっぱり現実の年齢というものは無視できないと思う)
あと、身体から発するエネルギーがあまりにも違い過ぎる。
パンパンに破裂しそうなエネルギーを持って働いている子たちの横で、なんとか体力と経験を振り絞って働いているのでした。(本当に干からびた)
初めての飲食業、そして接客業。
働いて数日で「あ、これは向かないな」とわかりました。自己理解が早くなったのは年を取った良いところ。
でもまぁ、向かなくても出来るのです。
ただ、出来はするけど100点を出せる仕事ではないな、という理解です。
あくまで平均点は取れる。(赤点というほど適性がないわけでもない)
でも100点を目指したり、その上にある+αのなにかは生み出せないだろうな、と。
適性ってこういうことなのかな〜と感じました。
まったくやったことのない異業種をやってみてようやく、合わないことはやっぱりあること、そして飽き飽きしていた今までやっていた業種業態というものが懐かしく感じ、今までやっていたことは適性が合っていたんだなとわかりました。(なるべく人と合わず、ひとり黙々と作業に集中し、答えのある仕事)
こうやって遠回りして体験しないとわからないのが悲しいところですが。
なんのために命術を見ていたたんだ、という感じですが。…逆説的に命術って合っていたんだなと…。
私は、平均点の出せる仕事でそこそこ働くのもいいけれど、100点目指しながらがっつり働く方が合っているのかも、とも思います。
今の現場でも「仕事は趣味!」と言い切る人と「ほどほどにやりた〜い」と言う人がいて、あぁどちらも居てもいいんだな、と。
仕事は趣味!って言い切れるのって、いいな〜。
多分どんな仕事をしていても文句は言うと思うのですが(笑)、あとの心の持ちようは自分次第。あまりに心が疲れてしまうことが続いたから、さすがにそれは繰り返したくないね!
そのことと、働くことを怖がる(怖かったのです)のは別問題。
「長く続けられる」という事実があれば、それも適性なんだと思います。
そういえば占い師を始めて今年で10年経ったのですが、これもひとつの適性なのだろうか。
100点を目指してるわけではないけど、なんとなくでも続けられる現実も、ありがたいですね。