『まんが道』という漫画で、主人公(安孫子素雄さんがモデル)が、ガキ大将の悪い特徴を強調して似顔絵を描いて殴られたのに対して、才野茂(藤本弘さんがモデル)が良い特徴を強調して喜ばれる…という話がありました。
似顔絵って、似てる似てない以上に、描いてもらった人が喜ぶかどうかが重要だと気付かされる訳ですが、人を描くときにはいつもこの話が頭をよぎります。
ちなみに、『誰それ?』と思う人もいるかもしれませんが、『藤本弘』さんは『ドラえもん』、『安孫子素雄』さんは『怪物くん』などで有名な漫画家で、『藤子不二雄』がコンビ名ですね。
『まんが道』は安孫子さんが藤本さんと出会って漫画家を志すところから始まる実体験を元に描かれたマンガです。
今回、ネタ切れで線画です。写真を模写しました。リアル調のイラストです。
水着の上にTシャツを着ています。
アニメーターの方が描かれるような、少ない線で動きのある絵…は欲張りなので、せめて立体的な絵を描きたいな、と常々思っているのですが…難しいです。
絵でお金を稼いでいる人は、描く量もさる事ながら真剣さが違いますよね。
趣味で描いている私としては、描きたい時に、描きたい物を描いて、それを一人でも見て喜んでくれる人がいれば良いなと思っています。
今回みたいに色や影を付けないで写真を模写すると、鼻や口が強調されてきれいに見えなくなるので、顔は毎回かなり変えてます。
という事で冒頭の話になるわけです。似てないまでも、せめてきれいに描く…。
つまり、似ていなくても、きれいならば良い…。
長い言い訳でした…。
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続く…
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ありがとうございました。