スマートホーム化 その3 | ジブリのプラモデルとかフィギュアを作ってみた

ジブリのプラモデルとかフィギュアを作ってみた

最近はイラスト中心ですが、プラモデル、自作フィギュアなどもアップしています。

今回はiPhoneの『Siri』を使って『TVを付けて!』ができるようにしたいと思います。


普通にやるととっても面倒です。


でも、Googleの『Assistant』の力を借りるという裏ワザを見つけました。


イラストは、iPad mini + Apple Pencilで描いています。キャラクターの頭身が変わってしまった…次に描くことがあったら戻します。




結論を先に言うと、2022/12/17現在、①『Siri』から、スマートリモコンの『Nature Remo』を使うのは非常に大変です。また、同じくメジャーな『Switch Bot』を使っても同じく大変です。




おすすめは、②『Siri』でGoogleの『Assistant』を呼び出して音声入力する方法です。


『Siri』には少しかわいそうですが、マンガでよくある『好きな子に呼び出されたら、友達への仲立ちだった』というやつですね。




★『Siri』を使って『TVを付けて!』をやる方法


『Siri』を使って音声入力する場合は、コマンド(指示)を一つ一つ自分で作る必要があります。


例えば、

・エアコン点けて

・エアコン消して

・温度を21度にして

・温度を22度にして

・温度を23度にして


など、自分が使いたい命令を事前に考えて、それぞれに対応した『ショートカット』を作っておき、『Siri』から『ショートカット』を呼び出して実行します。


何が大変かと言うと、上の例で言えば『温度を24度に設定して!』と言っても、24度に設定する『ショートカット』がないので実行できません。


実は『Home Pod mini』から『Nature Remo』を動かす場合も基本的に同じで、事前に用意した『ショートカット』を動かすようです…。


『Google』は事前にコマンドを用意しておく必要はなく、人が話した言葉から命令を解釈して『Nature Remo』を介してエアコンや電気を動かしてくれます。AppleとGoogleでは、AIの性能にかなりの差がある様です。




それでも、『Siri』で『Nature Remo』を動かしたい人向けに手順を書いておきます。


★基本的な流れ


先ずは『ショートカット』を押します。




右上の『+』を押して『新規ショートカット』を作ります。




『新規ショートカット』が開いたら、『+アクションを追加』を押します。



『App』を選択して、アプリ一覧から『Nature Remo』を押します。



そうすると過去に『Nature Remo』で実行した命令一覧がでてきます。この中から、『Siri』を使って音声入力で動かしたいコマンドを選べば『ショートカット』の作成は完了です。



なお、『Nature Remo』を使って実行したことの無いコマンドは一覧に出てこないので、事前に一度は実行しておく必要があります。


なお、『ショートカット』の名前が『Siri』で呼び出す名前になります。



『ショートカット』ができました。




『Siri』を呼び出して『ショートカット』の名前を正しく言えれば実行されます。



ただし、ショートカットの名前をちゃんと呼ばないと『Siri』は認識してくれません。結構シビアなので、シンプルな名前にしておいた方が良いと思います。

上の例で言うと『リビングの』を省略して命令すると動きません。『ポータブルテレビさんの連絡先が見つかりません。』と言われます。



★『Assistant』を使う裏ワザ

上の様な命令を一つ一つ作るのも大変だし、覚えておくのも大変です。なので、ここからが本命です。

先に『Google Home』に『Nature Remo』を連携させて下さい。詳しくは、前回の記事『スマートホーム化 その2』を見てください。

その上で、Googleの『Assistant』をインストールします。



そしたらあとは簡単です。


①『Hey Siri Assitantを起動して!』

『Assistant』が起動したら、

②『TVを点けて!』



で動かせます。