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それでもただ生きていく きんちゃんのブログ

バツイチ、やもめの43歳で20年勤めた会計事務所を退職
元々興味のあった心理の世界へ
そこでの様々な気付きを綴ってます

人生は自分の思い込みでできている




自分には価値がない


自分は死ぬほど努力してやっと半人前


人生は修行


365日ある中でいい事があるのはだった数日


調子に乗ってはいけない


褒められた後は叱られる


いい事の後には必ず悪い事が起きる
だからいい事を楽しんでしまうとその分また不幸になる


自分は暗い性格だ


自分は真面目な人だけでなんの面白みもない人間だ




見事にこれを体現し続けた人生だった




この思い込みの証拠だけが集まってきた




それが嫌で



その思い込みを消そうと必死に足掻いて



今までの自分を全て否定して



そして更に闇の深みにはまり込んで行った



不安はドンドン大きくなって



お金はドンドン無くなって行って



更に不安に



更に貧しくなっていった



人生からドンドン余裕がなくなっていった




そして全てに絶望して



もう死んでしまおうかとなった時に



今までガチガチに入っていた力が少し抜けた



溺れて死んでしまうと必死に足掻くのをやめて



もう死ぬしかないと思って



死を覚悟した瞬間に力が抜けた



フッと力が抜けて、プカっと浮いた



手足をバタバタさせて足掻いている時にはどうしても浮かべなかったのに



必死になって手足をバタつかせている
つまり、自分の過去を、性格を、出会ってきた人を全て否定し、新たな自分になろうとした



でもそこに答えはなかった



新たな自分なんて全然見えなくて、ダメな自分、嫌いな自分、見たくない自分ばかりが見えてくる



死んでしまおうと思った時に




自分で自分を殺すという究極の自己否定



そこまできて初めて




散々してきた自己否定にようやくストップがかかった



というより辞めざるを得なかった



だって死ねなかったから



死にたくても死ねない



そんな自分を見てしまったから



死ねないのなら、生きるしかない



そんな理由で生きて行く方に舵を切った



恥ずかしかった



死にたくても死ねない自分がたまらなく情けなかった



でも死ねないのだから仕方ないというのは



ある意味究極の開き直りだった



そんな情けない自分に苦笑いするしかなかった



そして苦笑いする自分をどうにもできない



どうにもできないから仕方ない



この【仕方ない】を受け入れるしかなかった



そう思えた時に



嫌いな自分も嫌だった過去も全て【仕方のない事】だったのかも知れない




【仕方ない】のだから



何をどう思われても【仕方ない】と開き直れた時から



少しずつ浮上し始める



自分で何とかできないのだから助けてもらうしか【仕方ない】と覚悟して
そして助けを求めて助けてもらった



自営で食べていけないのだから働くしか【仕方ない】と覚悟したら
派遣のバイトすら見つからなかったのに、あっさりバイトが決まった




そしてバイトだけしてても性格が苦しいからと嫌で離れた前の経験を活かすしか【仕方ない】と覚悟したら
落ち続けていた正社員の採用にあっさり内定をもらえるようになった



そして今も



【仕方ない】と諦めた先になぜか道は続いていく




自分の備忘録として