Naomiのスピリチュアルジャーナル -4ページ目

将門塚

先週末のこと。

 

大手町で集まりがあったので将門塚に寄ってみました。

平将門の首塚とされていて、祟りがあるとも、また

パワースポットとも言われる場所です。

 

数年前、皇居に行った時に寄ろうとしたら

工事中で入れず、フェンスから覗いただけでしたが

地面に亀裂が入っていて、深く引き込まれるような

感覚がありました。

 

皇居の陽の気を保つ場所なのかな、という印象。

 

 

 

さて、改装工事も終わって、綺麗に整備されていました。

入り口では南天が赤い実をたわわに実らせていて

塚と呼ばれる場にはぴったりな感じ。

 

ひと気がなくなるのを隅で待っていましたが

穴の入り口に立っているような感覚があります。

 

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碑の近くでふっと首筋に寒気を感じ、それが

背中に広がっていきました。

 

やっぱりこういうことか、と思ったのですが・・・

地形によるものなのか、垂直にエネルギーを

吸い込む流れがあって、一瞬にしてエネルギーが

「抜かれた」ようでした。

 

昼間だったからか、怨念だとか、

幽霊みたいなものは感じられず・・・

 

幽霊がいるような場所で寒気がすると

その波動が体に伝わって冷たく感じるものだと

思っていたのですが、エネルギーが吸い取られることでも

寒く感じるものなんだな、と思いました。

 

ちょっと危なそうな場所でもあるので

出来るだけピュアな状態でお参りしようと

準備していったのは正解でした。

 

余計な事は意識せず、ただエネルギーの

+-だけを感じるようにしたので・・・

 

抜かれた、マイナスって決して

悪いことではなく(寒くなったけど)

ある意味、滝行みたいな感じです。

 

寒いままで人と会うのもまずいので

皇居に向かいました。

 

思った通り、門を通ってしばらくすると

お腹のあたりが回りだして、あたたかくなり始めました。

いい感じの木の場所まで行こうとしましたが

そんな必要もなくチャージ完了できました。

 

高千穂の天安河原でも、将門塚と同じような

「抜かれた」感覚がありました。

 

フィールドを一新したいような時は

こういう場所に行くといいんでしょうね。

 

 

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役割

 

 

人は、というか少なくとも私は

必要とされることで承認欲求を

満たしていると、最近特に

自覚するようになりました。

 

もちろん、やりたいことがあれば

やるのですが、必要とされることを

やるほうが楽な気がします。

 

娘が誕生日にうさぎが欲しい、と言って

飼い始めたのがココでした。

マレーシアから戻ってきたばかり、

慣れない学校生活がはじまった

娘を支えてくれていました。

 

トラベラーの私は、ペットを飼うのは

反対でした。

平均寿命だという8年間、旅行の時は

誰に頼むかとか、頼めないなら

(娘は)旅行に行かないとか、

そんな話をして、なんとかなるか、

となって飼うことになりました。

 

娘とペットショップに行った時、

2匹候補のうさぎがいました。

一匹は女の子、見るからにウサギっぽく

ふんわりしていて、リラックスして

快適そうに横になっていました。

 

もう一匹は男の子、横になっていても

なんとなく緊張していて、

うろうろしてこちらを威嚇してみたり。

誕生日を見ると、1歳半、四月生まれ。

 

どっちも可愛い、どっちでもいい、という

娘に、なら男の子にしよう、と言いました。

あの子、産まれてからずっとここなのかな、

ずっとここだったら、機嫌も悪くなるよね、と。

 

数か月後でコロナが始まり

皆で旅に出ることもなく、

ココの存在は、私達の楽しみであり

癒しでした。

 

それからしばらくして、もっと

自己主張が出来るラニ(猫)が来て

娘も高校生活で忙しくなり、

うさんぽのほとんどがベランダに

なりました。

 

で、6月だったか、久しぶりに

娘がココを散歩に連れ出したら

体中が痒い!とすぐに戻ってきて、

アレルギー反応で顔もパンパンに

腫れました。

 

それからは直接世話をするのは

私か息子になりました。

 

それと、旅行。

介護が終わって旅に出始めましたが

誰かが家に残るか、短くして姉に頼むか。

 

それが、このお正月は皆で海外に

行こう、と話し始め長くなるので

ココとラニをどうしようか、と

話していました。

 

昔、かなり年配の友人の、30年近く

飼っていたオウムがベランダで

猫に攻撃されて亡くなりました。

 

90歳になる彼女は近く老人ホームに

入ることになっていて、オウムを

どうしようか、と悩んでいたところ。

 

あの子、私のことを想って

外に出たのよ、と泣きじゃくる

彼女の姿を思い出します。

 

役目が終わったと

旅立ったんだね、と。

 

慣れない娘の学校生活やコロナの日常を

サポートしてくれたココ。

役割を終えたと思ったのかな。

娘のアレルギーや旅行のこと、

ココがどう感じでいたのか、

心が痛みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ココの一生

 

3年前から我が家の一員となったココが他界しました。

よく行く河原に行き、お気に入りのオリーブの木の下で

過ごした後、なんとなく様子がおかしくなり・・・

あっという間の出来事でした。

 

変なものを食べてしまったのか、何かのウィルスが

入ったのか、分かりません。

 

飼い始めてから1年ほどで、歯が折れて、

動物病院で、歯を抜かないと死にます、

抜いてもストレスで死んでしまうかも

しれない、と言われ、それなら抜かないで

様子を見ることにしたのですが、

数日で回復して、そのまま元気にしていました。

 

子供達にとって、初めてのペットロス。

息子君の雄叫びで近所の人が出てきてしまったほど。

 

私は、したこと、しなかったことで

色々、落ち込みました。

 

ベランダより、室内のケージのほうが

よかったのか、とか。

 

草むらで好きなように遊ばせてあげたい、と

思って連れ出したうさんぽ、彼にとっては

負担だったのかな、とか。

 

何より、もっと撫でてあげればよかった。

気が強くて、大抵しかめっ面しているのに

よく頭を撫でて、って頭を下げてきていました。

 
 

来たばかりのココ。また小さい。

 
ココらしい、おっさん顔。
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あんまり見ない、うさぎ顔。
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数週間前のお散歩で。

目に力がない。もうこの頃から弱ってきていたんだね。

 
亡くなる前日。
めずらしく呼んでも来ないので
大好きなパパイヤを何度も振ったら
やっと近づいてきて、大きな目で
2,3秒、私の顔をじっと見つめました。
 
あの時、何か伝えようとしていたのかな。
 
ありがとう、な感じでも、
ごめんね、でもなかった。
 
一生懸命、あの場面を思い出して
あの眼差しを感じてみて、
あれは、「準備して」だったのかと
思ってみたりする。
 
居なくなるけど、大丈夫?
みたいな。
 
どこにでもオシッコするし、
(トイレは一生学ばなかった)
機嫌が悪いと噛みつくし、
難しい子だったけど、
居てくれるだけでよかったんだ、と
居なくなって思うのが悲しい。
 
また会えるかな。
機会をもらえたら、
また一緒に、楽しく過ごそうね。
 
今まで、ありがとう。