Naomiのスピリチュアルジャーナル -5ページ目

田沢湖

 

玉川温泉から田沢湖へ、山道を走っていると

ファザードを出して止まっている車がありました。

 

かなりスピードを出していたので、

側溝に脱輪している!と気づいて

止まったのは2,30メートル過ぎた

トンネルの中。

 

ここからバックするのも危ないし・・・

でも「戻ったほうがいいかな?」と言うと

「当たり前。」と息子君。

・・・だよね、と後戻りしました。

 

昔、同じように山道で脱輪して

ジャッキで引き上げ、事なきを得た

ことがあったのですが、左側の2輪とも

脱輪でジャッキではあがりそうもなく

JAFを呼ぶことになりました。

 

初老のご夫婦、よく聞くと、自動車保険にも

救急サービスがあるとのこと。

 

事故を起こすと頭が回らなくなるもの、

つながらない、というおじさんに

代わり、JAFの救助要請サイトに入力。

 

東京ナンバーのISIS(アイシス)。

損傷を確認しようとしたら

後部座席に布団が敷いてあり、

すっかり同胞気分。

 

私たちと同様、北海道に行っていたとか。

乳頭温泉に向かってたのに、とか。

(事故そっちのけ)

 

この旅では、年配の方のキャンパーや

車中泊トラベラーを見かけ、

年を取っても、自由に人生を謳歌している

姿に感化されました。

 

ちなみに、事故対応については保険会社のほうが

JAFよりレッカー移動距離制限などで

ハイスペックなので、まずは保険会社に

連絡するほうが賢そうです。

 

無事、救助を待つだけになったので

心配ながらも出発。

楽しい旅を続けていけますように。

 

さて、いよいよ田沢湖!

どこを目指していいのか分からないので

とりあえず神社へ。

 

 

この色!さすが水深日本一!

 

綺麗すぎ!!!

 

 

 

吸い込まれるような美しさ。

 

 

 

魚・・・水槽みたい。

 

 

 

飛び込みたくもなる。

 

 

・・・ということで遊泳場に移動。

 

真面目に綺麗すぎる。

 

半年前まで存在を知らなかった田沢湖。

 

 

 

本栖湖と支笏湖で怖い思いをして、

水深を調べたのがきっかけで

この田沢湖に来れたわけで・・・

玉川温泉にも行けてしまったし・・・

人生のすべてに感謝!

(日本一が好きな息子君にも。)

玉川温泉

函館から青森港に到着。

十和田、支笏湖に続き、日本で一番水深が深いという

田沢湖に向かいます。

 

往路は鹿角を通ってきたので、別ルート、

105線を通ったら土砂崩れで通行止め。

そこから太平湖を通って八幡平経由で南下、

かなり大廻りすることになりました。

 

太平湖周辺は大雨の影響か、滞っている感じでしたが

八幡平近くになると明るく抜けてきて

ドライブが楽しくなってきました。

 

田沢湖に向かってひたすら走っていると

「玉川温泉」の標識が!

 

湯治療養で有名な玉川温泉。

乳がんで亡くなった姉が行きたいと

言っていた(でも行かなかった。)場所でした。

 

かなり行きにくい場所、と聞いていましたが

こんなところで行きつくとは・・・

 

 

日帰り用の駐車場は少し離れた場所にあります。

 

階段、遊歩道を歩いていきます。

途中、ゴザを敷いて、座ったり、寝転んだり

している人がちらほら。

 
このあたりの石、地盤にラジウムが含まれているため
この一帯にいるだけで温泉の効果があるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

温泉の湧出量が日本一、とのこと。

 

岩盤浴用の小屋があります。

 
ちょうど開いていたので中へ。

 

温泉だと思っていたのでバスタオルしかなく

とりあえず敷いてみたら普通に寝れました。

 

岩はかなり熱かったですが、タオルが解けるようなこともなく

じっとり汗をかき始めたあたりで出ることにしました。

 

 

少しの時間の岩盤浴でも腰痛が和らいだ気がして

温泉には浸からずに田沢湖に向かうことにしました。

 

 
多くの人が癒されて帰りますように。

 

縄文

北海道最後の日。

雨だったので、垣ノ島遺跡の隣にある

縄文文化センターに行くことにしました。

 

中空土偶「茅空」が展示されています。

中空と言う名の通り、中が空洞になっています。

これは3200年前、縄文時代のもの。

私は埴輪も好きなのですが、あの素朴なつくりの

埴輪は古墳時代、4世紀以降のもの。

埴輪の1000年以上も前に、中が空洞の、

こんな精密なものが作られていたなんて。

中東では、出エジプト、モーセの時代。

やっぱり宇宙と交信してた時代ですよね。

 

時空を超えて美しい。

 

9000年前の漆器も見つかっています。

すごい技術。(これはレプリカ)

 

勾玉が作れます。(少し削っただけ)

コロナ禍でなければ土器作りも出来たらしい。

 

 

さて、縄文を満喫した後、恐山と対に

なっているという恵山へ。

ハイキングコースもあるのですが、

雨なので麓(?)にある水無海浜温泉へ。

 

海辺にある、干潮時にしか入れない温泉って、

面白いじゃないですか!

 

函館市のホームページで入浴可能時間を調べます。

早朝の2時間だったり、早朝と午後の2回あったりします。

 

その日は15時まで。

14時くらいに到着。横殴りの雨、誰も居ません。

 

いいじゃないですか!

 

あったかい、というか少し熱いくらい。

かなり寒かったのでちょうどいい。

 

 

気持ちいい!

 

石を積んで囲ってあるだけ。

満潮時は海の下に沈んでしまいます。

 

 

 

海鮮に温泉、そして縄文遺跡。

またまた、北海道にハートを掴まれました。

夜、函館から青森のフェリーで帰路につきます。