【セミナーレポート】フードスタイリング撮影講座 by 野口英世さん【〜前編〜】 | Ameba Meister Official blog

Ameba Meister Official blog

アメーバマイスター オフィシャルブログ


【セミナーレポート】フードスタイリング撮影講座 by 野口英世さん【~前編~】

こんにちは、Ameba Meister 運営局です

Ameba Meisterでは、フードコーディネーター兼お料理研究家の野口英世さんを招き、
「料理の盛り付けや、スマホで上手に写真を撮るスタイリング講座」 をテーマに、
会員様限定プレミアムセミナーを開催いたしました。



野口英世さんは料理研究家としてテレビに出演されたり、新聞、雑誌、広告等の多くのメディアでレシピ紹介しています。
また、フードコーディネーターとして広告や雑誌のフードコーディネート、企業のレシピ開発から撮影用料理制作、フードスタイリングまで、数多く手がけています。
(レシピ制作から撮影コーディネーションまでカメラマンの手配も含め、一手の引き受け可)
セミナーでは、スマホで上手な写真の撮り方、簡単にできる盛り付けのコツなどを教えて頂きました。



まずは、持っているスマホを使いこなしましょう。



セミナーの参加者には写真が撮れるスマホやデジカメを用意していただきました。



スマホカメラは撮影技術にそこまでこだわらなくとも、アプリを使って写真を手軽に楽しめます。(ex. ペコリ)アプリから写真を撮ってはSNSにそのまま投稿できちゃいます。だからこそスマホで美味しく素敵な写真を撮りたいですね。



■スマホカメラの使いこなし・撮影方法
① スマホの液晶をタップしてピント合わせられます。タップしたところに「□」の表示が出てきますが、この部分の明るさを元に露出も勝手に決められます。
② スマホカメラに入ってるオプション機能を利用しましょう!
→ グリッドの表示してみましょう。グリッドを表示すれば、写真の構図も決めやすくなります。
→ HDR機能も時には利用してみましょう。コントラストの強い写真を撮りたいときに便利です。




・ビンやグラスなどは、自分が物に近寄るよりも、「ズーム」を使ってアップで撮った方が、形も崩れないし周りの余計なものが写らなくなるので、よりすっきりとした写真が撮れます。
お料理を撮る場合も「ズーム」を使えば、被写体がメインに浮かびあがり、ぼけも得られる写真がとれる。
(マクロモードでズームを望遠側にして撮ってみましょう)




次は、構図についてです。
構図は、上手な写真を撮るために一番大切なことです。あとで加工が絶対できないからです。
トリミングを使えば多少は整えられますが、トリミングだけではまかなえないので、トリミングに頼り切らないようにしましょう。
とはいえ、実は写真を撮るときに、無意識に構図は作っているものです。今日は、いくつかの構図のパターンをご紹介します。構図のパターンを知っていると、写真をもっと楽しめるし、撮影が楽にはなります。

■日の丸構図
「日の丸」の様に、四角い全体の真ん中に物がぽんといる構図です。よくやりがちな構図で、いけないわけではないが、ポツンとあることで空間がさびしく見えることもあります。
この構図の決め手は余白の使い方です。
 →被写体を大きめに写すなど、迫力を出すことも可能。
 →クロスや皿などをいれて、空間をうめていっても良い。




次に、アングルやスタイリングも大事です。
お料理のアングルは、基本、食べる人目線にカメラがくると(斜め45度)、見る人が「食べたい~」と思います。
でも、スマホカメラでは色んな角度で撮れるので、真上から撮るなど、色んな方向から撮ってみましょう。俯瞰で撮るのもかわいいと思います。




スタイリングは、感覚によるところも大きいですが、なれれば簡単です。
小道具も加えるのも良いですが、小道具を使うときには
・質感をそろえる。
・同系色などでグラデーションを作る。
・補色はあくまでアクセントカラーとする。
この3つを意識してみましょう。



【セミナーレポート】フードスタイリング撮影講座 by 野口英世さん【~後編~】をみる>>

Ameba Meister は会員向け特典がたくさん!