乳飲み子育ての始まり編






昔から猫好きではあった私。

ずっと猫への憧れはあって

イオンモールに入っている

ペットショップのショーケースを眺めては

パパ〜この子可愛い〜と言っては

あかんあかん、と却下されていたので

(猫をお迎えするのはペットショップから、としか知らなかったのです)

イオンモールのペットショップなら

何か売っているはず!と考え

家のあった箱ににタオルを敷き

乳飲み子達を連れて(助手席で末っ子に箱を抱えてもらい)

車を走らせました。




店員さんは箱の中の乳飲み子を見ると

こんな小さな子見たことない〜と

おっしゃって

キャットミルクはこれ、哺乳瓶はこれ、

あと保温ですね、と

必要なものを色々教えていただき

頑張って下さいね、と

励まされてしまいました。

何となく私の読みでは

店員さんがもしかしたら心配して

引き取ってくれるんじゃなかろうかとか

そんなことも期待していました。

(そんな事あるワケない😅)

その時のミルクなどの出費が5000円くらい掛かったことも

すごく覚えていて

たまたま拾ったら5000円⁉️

すごい出費⁉️コレやばくない⁉️

とびっくりしたのも覚えています。




さて、帰ったら今度は排泄と授乳。

なんせ初めてのことでネットの情報が頼りです。(動物病院へ行けば良かったのに
それも思いつかないど素人)

なになに。。。

「お股をお湯で湿らせたコットンで優しくトントンするとおしっこが出ます」

え⁉️なんで⁉️👈(そこからかい笑笑)

見よう見まねでトントン…わ❣️出た❣️

次はミルク作り…

「50度ほどのお湯でミルクを溶かし

人肌に冷ましたものを与える」

いや、全然分からへんし💦

与えるーぅ??どうやって??

簡単に書いてあるけど

ちんぷんかんとはこの事💦




手際も悪いし

あっという間に冷めるミルクを

湯煎しなおしたり、乳首をくわえさせたり

たったの数ミリ飲ませるのが

こんなにこんなに大変だなんて

聞いてないでーーーー😭
(シリンジもスポイトもない)

もう母猫ちゃんどうか
出てきておくれーーー💦
(心の叫び)




てんやわんやで

ふにゃふにゃ鳴いている猫達になんとか

ミルクをあげてようやく落ち着いた…

と思ったら

あれ⁉️

なんかまだ鳴き声が聞こえる…

幻聴?もう私何かに取り憑かれてる?

いや、待てよ、

「これ…外から聞こえてへん?」

子供達とあわてて外の鳴き声に

耳を澄ませました。

あ❗️
聞こえる⁉️

ちっちゃい鳴き声…

ふと向かいを見るとお向かいの植え込みの

暗闇に猫のシルエット。

(夜の9時過ぎ)

鳴き声もその辺りから聞こえてきました。

あ!あれはもしや母猫じゃない⁉️

良かった⁉️やっぱり子猫探してるんやって。

ほら⁉️返しに行こう‼️👈
(なんでそうなる?またしてもど素人)

人間の匂いのついた乳飲み子は返すとしても

慎重に返さないとなりません。

そのままうまく行けば育ててくれる

可能性もゼロじゃないけれど

違っていたら私は単なる動物遺棄です😭


「とりあえず、この子達を植え込みに戻して様子見よっか。」と子供達に話をし

乳飲み子2匹をそこで見つけた1匹に

くっつけるようにして植え込みに戻して

家の中で様子を見ることにしました。

(何回も言うけどそんなことやったらあかん…でも何も知らないど素人の私)

いきなり植え込みに置かれた2匹は

そこにいた1匹につられて鳴きだし

家の中で様子を伺う私たちに聞こえてきたのは

3匹の大合唱…💦

ご近所さんも何事かと出てこられました。

お天気もあまり良くはなく

案の定、雨も降り出す…

これ、置いといてどうなるんだろうか…

いとこが猫と暮らしていたことを思い出し

電話してみました。

乳飲み子を拾ってしまった経緯を話すと

「お姉ちゃん、それはおうちに入れてあげて〜💦」とのアドバイス。

1時間ほど待ったけれど

母猫の気配もなく

いとこのありがたいアドバイスで

やっぱりお家に入れようか💦と

思ったのですが

あれ⁉️お家に入れるって…

3匹とも⁉️また増えた⁉️
(あたりまえ😅)

良かった良かったと泣き出す末っ子…

全然もうどうしたら良いのか

分からない私。そして授乳の振り出しに

戻るのでした。

(パパはこの時点でもまだ仕事でいませんでした。もはやパパのことは頭になかった)

3匹に増えた乳飲み子が入った箱を抱えて

呆然としたのを思い出します。

けれどももしかしたらその日に

鳴いていなくて他にもまだ外に

乳飲み子がいたのかもしれない…と

気づくのは

その後に猫の勉強をしたあとでした。

(猫は多くて5〜6匹出産します)

あの時、探しに行くべきでしたが

私にとってはいきなり3匹になり

もう気持ちがいっぱいいっぱいになって

いました。

さてきむねぇ、どうなる…??


続く…


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