こんにちは。

いわながあきこです。

 

今日は、園の組織力をあげたいと思っている

園長先生に向けて

実際取り組んでみて良かったことを書きますね。

 

 

前年度、2023年度園のテーマは

スタッフ一人ひとりが精神的成長をするための仕掛けを作る年にする

と、掲げました。

 

その具体的な取り組みの一つとして

成長カードをスタートさせたんですが、

 

どうにかこうにか1年続けることができましたーー!!

 

 

 

 

園の一年はあっという間だし、

いくら行事を減らしているとはいえ

日々の子どもたちの成長はめざましいので

することがどれだけでも出てくる世界。

 

 

 

だからこそ

どこか心に留めておきたいこと。

 

自分がどこに向かって行って

何を得たいと思っていたのかを

 

自覚して、

時々振り返って、

全体に共有することが

実は組織のコミュニケーションになるんじゃないか。

って思ったんです。

 

 

 

毎日頑張って仕事をしている中で、

「自分のいい所とか、頑張っていることを
誰かに認めてもらったらとっても嬉しい。」

 

という心の声から生まれた

この取り組み。

 

 

本当、忙しい中の合間に

時間を作ったなー。

 

これもみんなの理解と協力があってのこと。

本当にありがたいです。

 

 

 

 

取り組みの中の要素を

簡単にご紹介しますね。

 

①個人の目標と1on1

個人の目標を立てて

それを1on1ミーティングを通して取り組む。

進捗を確認したり応援していきます。

1回の1on1の時間は20~30分。

 

 

②振り返る時間を強制的に作る

カードを通して個人で振り返り

全体に共有することでさらに振り返る。

 

 

③周囲からのポジティブコメント

日常の個人のいいところを気づいた時に投票する。

また全体共有の場で

個人の取り組みに対してのコメントを伝える。

 

 

 

という成長カードという1枚の紙の中に

色んな要素を織り混ぜました。

 

 

全部一緒にでなくても

単独でも効果があることばかり。

 

うちでいうと

1on1は始めは面倒だったんですが

今となっては

なくてはならない大切な時間で、

 

「1on1があってよかった!!」

って断言するスタッフ続出です。

 

 

 

話を戻すと

 

 

 

 

 

①の目標と1on1で

1年かけて個人でコツコツ頑張ってきたことを

②で振り返る。

それを更に共有する時間を通して

③でチームメートから

ポジティブメッセージをもらって

更に進化させるというループです。

 

進化したことを実感するからまた頑張る。

=行動する。

 

 

 

知ってました?

理想を現実にするための仕組み。

 

思ってる事と言ってる事としてる事とが

一致すること。

 

 

 

何が理想(=どうなりたい)かは

それぞれの中に答えがあります。

 

そしてその理想が現実になれば

仕事の質も必ず上がります。

 

心にゆとりや満足感が生まれるので

思いやりのコミュニケーションが

飛び交うようになり

自然と組織力も上がっていきます。

保育士も笑顔になる。

 

 

そしたら

子ども達にとっても

より良い環境を作ることができます。

園長先生の肩の荷も軽くなりますよ。

 

 

実際に園のスタッフからは

「自分の目標をみんなが知ってみてくれている安心感がいい」

「みんなの前で目標を口にして行動したことで、達成がスピードアップして向き合えるようになった」

「自分のことを知ってもらえて周囲の色んな思いを知るきっかけになった。」

「普段それぞれが出さない内面の部分を知るきっかけになってサポートの幅が広がった」

「周囲が目標に向かって変化している姿を見て刺激になった」

という声がきかれています。

 

 

成長カードを通して

お互いらしさと違いを知って

保育士(スタッフ)間の多様性を認め合える場に

近いてきました。

 

全ては子ども達の

”私のままでいて大丈夫”という

豊かな心の根っこをはぐくむために

私たちは進化し続けます。

 

 

さて。今年の目標も揃いましたよー

どんな成長が待っているのか楽しみ♡

 

 

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