あの大きな災害から4年がたちました。
私はあの地震を仙台で経験しました。
私の住む地域は幸いにも津波や倒壊などの被害はありませんでした。
ライフラインがすべて途絶え反射式ストーブやランタンを使っての生活が続きました。ちゃんとお風呂に入れたのは震災から一か月弱たったころだったように思います。
最初に復旧したのは電気でした。テレビも電気もつき少し日常が戻ってきたように感じました。しかしテレビで流れる映像は津波の映像や瓦礫の山と化した家屋。さすがに気が滅入ってしまいました。私たちはこれからどうなるのだろう生きていけるのだろうか、もしもう一度あの大きな揺れがきたらと心配事は尽きませんでした。連絡の取れない友人を探しに遺体安置所にいっていた母の顔も忘れられません。その友人がどうだったのかは母には何もきけませんでした。
今でも地震があるとあの時のことを思いします。私は津波に襲われたわけではありません。家族や友人がを失ったわけでもありません。でも怖いんです。
テレビで流れる映像を見ていると涙が出ます。だからといって忘れていいものだとは思いません。
私にとってこの震災は辛く悲しい思い出です。だからと言っていつまでも下を向いているわけにはいきません。
私は今地元から離れて生活しています。誰も震災については深く聞いては来ません。単に私の地元を知らないか深く聞こうとは思わないような内容だからかもしれませんが。
今なら落ち着いてどんな経験だったのかを伝えられるような気がします。
そして、たくさんの義援金や物資のおかげで復興が進んでいます。
まだ完全とは言えませんが少しずつ前へ進んでいます。
ブログやアメーバピグでのメッセージも私にとってはとても励みになりました。
たくさんの方々に支えられているんだなと実感しています。
本当にありがとうございました!