合宿の朝です。おはようございます。(もう昼)
ミユさんの「かなちゃん起きろー(背中ばちーーん!!)←中々強め」で起きました。あれって目覚めるんですね。
私が覚醒した時には、青い人が朝から記事を2本上げていました。
廊下で。
(ミユさんと私が床で寝てるから生活スペースがない)
合宿第一弾の時もそうでしたね。思い出します。
あ、
どうも。
隻眼の喰種になりました。
(東京喰種ネタです)
では本題の件なのですが、
ついに、ナラタージュ公開まで二ヵ月を切りました。
関係者の試写会は済んでおり、少しずつ感想を目にするようになりましたね。行定監督のラジオでも、関係者の方の感想が読まれていました。
一部抜粋しますね。
「とても動揺する映画だった。『人が人を好きになる。誰かを想うことはどうしてこんなにどうしようもないことなんだろうか』と観てる間中思わずにはいられませんでした」
「欲望の中にずっと燻るエロテエィックな作品。感服しました。松本潤、有村架純、坂口健太郎の3人にとって、今のところ映画の中では代表作になると言いえる作品ではないか」
「『エロス』なんだけど『エロス』というよりは『タナトス』に近い世界」
どうしましょうかね。
試写評を見る限り、とて期待してしまうのですが。
「とても動揺する映画だった」という感想が興味深いし、とても的を得ている気がするんですよね。
私はもちろん映画はまだ観てませんけど、原作を読んだ限り「動揺」という表し方はなんだかとってもしっくりきます。
「人を好きになること」に対する「動揺」ですね。
人を好きになることは、こんなにも感情を支配されることなのだろうかと。感情を支配され、今までコントロールできていた色んなモノ、今まで形成された人格さえも崩壊していく恐ろしさ、みたいなものが生々しく描かれている作品でした。
その生々しさがそのまま映像化されているとしたら、観た人に大きな「動揺」という余韻を残す作品になっているのかもしれませんね。
『エロス』というよりは『タナトス』に近い世界というのも、そうなんですよね・・
横文字弱いので調べましたけど、
エロス・・生きる事や快楽を求める生(性)の本能
タナトス・・自ら積極的に苦悩を求めたり死へと向かう死の本能
有村架純ちゃん演じる泉は、痛々しいほど葉山を愛します。
その愛し方は、「生」に向かう愛ではなく、「死」へ向かう愛なんですよね。苦しいことに。
自分が幸せになることを求めない恋。
「この人の為にならなんでもしてあげたい」
これは愛で間違いないのですが、その先に自分の幸福はあるのか、ないのかで、同じ感情でも大きく違ってくると思うのです。
「この人の為に生きて、私も一緒に幸せになりたい」のか、
「この人になんでも与えて、私は消える」のか。
ナラタージュは間違いなく後者です。
泉も、自分が崩壊することを分かっていて葉山を愛しています。これは坂口健太郎くん演じる小野くんにも言えること。
泉を深く愛することで、人格が変わってしまったのが、小野くん。
「変わってしまった」というより、内に秘めて眠らされていた、小野くん自身も気付いていなかった「狂気」が顔を出してしまったんですね。
これまで人と上手く付き合ってきて、器用に己の感情をコントロールしていた小野くんが、初めてコントロールできなかった自分自身の狂気。これを呼び覚ましてしまった恋。
監督が、小野くんのことを「第二の主人公」(でしたっけ。うろ覚えです)と言っていたのは、ナラタージュのテーマでもある「崩壊させる恋」を、一番みている人に分かりやすく、ダイレクトに体現しているのが小野くんだからだと思うのです。
ナラタージュのテーマは、恐ろしいほどに己を浸食し、崩壊させる恋心。
4年前の潤くんの主演映画『陽だまりの彼女』のテーマが「陽だまりのような、温かな愛情。想いの強さの素晴らしさ」だったのに対し、「雨が降ると思い出す恋。己を崩壊させる恋の怖さ」
はぁ・・やりがい・・
俳優さんじゃないので、毎年映画には出演できません。(毎年出て欲しいけど)前回が4年前と、かなり空いてしまってるけど、同じラブストーリーでこうも真逆に毛色の異なる物語2本を演じられる松本潤という人材ですよ。
何度も言うけど、日本のラブスト界にいなくてはならない人物なのです。
ラブストーリーって、アクション映画等に比べて「人間の深層心理」に向き合わせられるので、潤担やってるとかなり恋愛について考えますよ。
そろそろ「恋することの美しさと恐ろしさ」みたいな卒論並みに長い論文書けそうです。
かなり経験豊富な恋愛マスターみたいですけど、ただのヲタクですからね。
公開まであと二ヵ月(切ってます!)
メディアはベッドシーンベッドシーンと煽ってます。媒体によっては下品な書き方で煽ってます。
ベッドシーンが煽られるのは、まぁそうなるんだろうなーって感じです。ずっと清潔なイメージの有村架純ちゃんと、王道トップアイドルのベッドシーンですから、それは煽られてもしょうがないかなぁといった感じです。
潤担の方の中には、そこばかりフォーカスされるのは嫌な気持ちになる人もたくさんいらっしゃると思うんですよね。
だって、人間の生々しさをとても丁寧に描いている作品なのに、メディアの煽り方によっては下品なイメージを持たれてしまう可能性もありますからね。
そこに関しては、私達潤担がちゃんと作品に向き合って、「こんなに素晴らしい作品なんだ」と声を上げればいいのです。くだらないメディアは無視。
でも、松ガンは叫びます。
ベッドシーンが非常に楽しみで死にそうだと。
そこばかりを煽るのはどうかと思うけど、松ガンはそこも煽りたい。だってしょうがないじゃない、潤くんエロいの大好きなんだもの。欲望が抑えられない落ち着けない。
ほとばしるベッドシーンへの想い。
ナラタージュの中ではベッドシーンがかなり重要なシーンになっています。
泉の「崩壊する恋心」が、ダイレクトに体現されているのがベッドシーン。
特に、小説と違って映画は心理描写が伝わりにくいです。小説だったらベッドシーン描写を読まなくても、泉の崩壊していく様が分かりますが、映画ではベッドシーンこそ泉が壊れていく様子が最も分かりやすく表現されるシーンになると思うんですよね。
泉は、内に秘めた恋の炎はかなり執拗で粘着質ではあるものの、
表は控えめで大人しい女の子です。
そんな泉の恋心が、表に爆発するのがベッドシーンなのです。
つまり、
ナラタージュという作品にとって、ベッドシーンはかなり重要な場面になることは間違いないのです。
行定監督も間違いなく気合い入れて撮っています。もしかしたら尺だってそこそこあるんじゃないかと踏んでいます。
楽しみでしょうがない死にそうだ。
楽しみすぎて、最近私が始めたことは、音響の良い映画館の調査です。
だってこれは、ついに、ついに私の10年越しの夢が叶うかもしれないチャンスなんだもの。次にいつこのチャンスが訪れるか分からない。だから今!!このチャンスを!!無駄にはしたくない!!潤担として後悔したくない!!
松ガンの10年越しの夢。
キス以上の、潤くんの性癖を知りたい。
カスなのは承知ですけど、欲望に正直に生きているので正直に言います。私は潤くんの性癖が知りたいんだ。
だってキスのクセは知ってるじゃんか(当然のように)
だってそれをずっと調査し研究してきたブログと言っても過言ではないですからね。
でもキス以上のクセは・・知らない。
まぁ、ずっと想像はしてきたけど。
キス以上のクセを知れるチャンス。それがナラタージュ。(カス)
細かい声とか吐息の出し方を、聞き逃してはいけないんだ!!!
しかも、これを大画面で、映画館の音響で聞けるチャンスなんて、次いつ訪れるか!!私が死ぬまでにもうないかもしれない!(潤も死んでる)
このチャンスを、夢が叶う瞬間を、無駄にするわけにはいかないんだ。
この瞬間、きっと夢じゃない
(SMAPさんの曲のタイトルです)
夢が叶う瞬間まで、あと53日ーーー