たまたま今日
ペットを亡くしたことによって体調を崩している人をふたりみた。
それで昔から自分なりに思っていることを、ふっと思い出した。
わたしは29歳で母親を、33歳で父親を亡くしている。
母親が亡くなったときは泣いていない。自分で葬儀をあげなければならなくて何も考えられなかったのと、何年も話も出来ない状態だったので覚悟が出来ていたのか…
父親の時は短い闘病中が辛い事が多くて何度も泣いたけど、実際亡くなったときは一度しか泣いていない。
その時も
「両親とも亡くしてさみしい。私どうしたらいいの?」とは、全く思わなかった。
何故泣いたかと言うと
まだ三歳だった初孫(姫ね)を当然のごとく可愛がっていたので、定年退職して楽しく孫とも思い出を作るはずだったろうに…「かわいそうに」と思ったから…
夫にへんな腫瘍みたいものが出来た時も(結局はただの脂肪腫だった)
もしや?と思ってコッソリ泣いた事がある。
それも「わたしを置いて死ぬなんて!どうしよう!」などと思うわけもないw
そこもまた
こんなに姫を愛してるのに別れなきゃないのかしら?「かわいそうに」だった…
どんな場合も
「わたし」はかわいそうではないのだ。
亡くなった人がかわいそうなのだ。
でも
もし「わたし」が死んだら?
「わたし」は大丈夫。かわいそうじゃないから。心配いらないよ、
ただ「わたし」を無くすと
大変な人たちもいるわけだ。
その人たちが「かわいそう」なのだ。
そこが心配だなぁ…
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