皆様はT.N.R(ティ・エヌ・アール)運動
という言葉をお聞きになられたことは
ありますか？？
TNR運動とは、
T→Trap:トラップ(捕獲器で捕獲すること)
N→Neuter:ニューター(不妊手術)
R→Return:リターン(元の場所に戻す)
という言葉の頭文字をとったもので
ノラ猫問題の解決方法として
世界で推奨されている運動です。
猫は生後 半年ほどで妊娠できるようにります。
猫の繁殖力は高く
年2～3回 出産します。
(猫の妊娠は、ほぼ100%)
個体差はありますが、
1回の出産で3～6匹産まれ、
年2～3回の出産だと、
1頭あたり1年に6～18匹出産する
ことになるといわれてます。
ある保護センターでは、
毎年2000匹以上の猫を持ち込まれます
その内 子ねこ は7割。
保護センターから譲渡されても
年間50匹程度だそうです。
譲渡されない猫の末路は想像するに
難しくはありませんね。
しかしながら、
保護を受けないノラ猫の生活は
そのほとんどが過酷だといえます。
感染症などの病気、交通事故そして
飢餓。
過酷な環境下で生きる彼らの平均寿命
は4～5年だともいわれてます。
さて、このニャンコさん
茶太郎
先日 飯舘村(福島県)で捕獲した
♂成猫さんです。
飯舘村の猫さんたちは(私たちが見かける)
そのほとんどがボランティアさんに
よって不妊手術を施されておりますが、
先週、今週と保護してきた
ニャンコさんは
不妊手術が行なわれておりませんでした。
(別の縄張りから流れてくる猫さんや
警戒心が高く捕獲が難しい猫さん
たちの数は正確に把握することは
極めて困難です。)
もちろん、この子たちが出産する
子ねこもすぐに繁殖行為を繰り返します。
不幸な環境下で産まれてくる命は
誕生と同時にサバイバルが待ち受ける
ケースがほとんどです。
今日を不幸な境遇で暮らす猫さんたちの
幸せと ともに
今後を不幸な境遇で暮らすであろう
猫さんたちの未来を見据え、
しっぽ村は本格的にTNR活動に
乗り出します！
活動実施には様々な困難が立ちはだかる
ことでしょう。
飼い猫や保護中な猫の不妊手術と
ノラ猫の不妊手術とでは
同じでない点が多くあること、
不妊手術の実施漏れを防止するための
地域での一斉捕獲の難しさや
処置頭数には限界もあります。
しっぽ村としても 不妊手術 多頭実施に
必要な
協働ボランティアさん、獣医師さんの
確保について
正直
プレッシャーを感じないと言えば
嘘になります。
※協働してくださるボランティアさん、
獣医師さん募集中です。
尊い命と直面する現場となります。
車両の仕様もさることながら、
一所懸命の連続を
一生懸命にこなす精神が求められる
はずです。
それでも、何もしないよりは良いはず！
だという信念はあります(^^)
(気質的で申し訳ございません)
しっぽ村は
不幸な境遇にいる動物たち、保護を必要
とする動物たちのすべてを救える
活動団体ではありませんが、
やがて訪れる未来の、
不幸な命の救済を
遂行することも、私たちの望む
動物たちの幸せではないでしょうか。
清川しっぽ村号
始動に向け 全速前進！
車両スペックは以下の通りです。
(しっぽ村号の顔)
車両後部のロゴ⬇︎
団体名ではなく、その活動を！
控えめな色彩のロゴ。
クルーがそろう場面では
貸出し運行も視野にいれてます。
最終調整中です。
移動診療車運行
応援くださいm(__)m
清川しっぽ村