心と体の癒し処 ヒーリングサロン「SOWAKA」

心と体の癒し処 ヒーリングサロン「SOWAKA」

千葉県習志野市の小さなサロンです。
お手頃価格で、お客様お一人お一人と丁寧に向き合い、
SOWAKAオリジナルのメニューで、皆様の心と体を
癒すお手伝いをさせていただいております。

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お盆休み、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

お盆といえば

 

『怪談』

 

がつきものですが、

今日は以前私が経験したちょっと不思議な体験

お話しさせていただきたいと思います

 

 

 

 

 

去年、義父が4か月に渡る長期入院をしました

その間義母や主人と共に、度々お見舞いに通いました

 

 

入院をしてから3か月がほど過ぎた頃、

いつも通り入院棟のエレベーターに乗り、

義父のいるフロアでエレベーターの扉が

開きました

 

すると・・・

それが、いつもと違うんです

匂いが・・・

匂いと言っても、消毒薬や薬の臭いとか、

そういう鼻で感じる臭いではないのですが、

感覚的に何かが「匂う」のです

 

その上、視界が一面ベールをまとったみたいに、

ぼんやりと白く霞んでいるように見えて

何とも居心地が悪く、落ち着かない空気が溢れていました

 

通いなれたこの空間

でも今日は何かが絶対におかしい

何か異空間に入り込んだような感覚が・・・

 

息をするのも苦しく、

早くその場から離れたい・・・

と心の中で思いながらも、義父の部屋に向かいました

 

先に談話室で待っていると、しばらくして義父がやって来て、

椅子に座ると同時に、静かに話し始めました

 

 

夕べ、向かいの部屋の人が亡くなったみたいなんだよ

夜中にバタバタと先生や看護師さんが騒がしく部屋に

出入りしていると思ったら、明け方になって静かになったんだよ

 

今朝向かいの部屋をのぞいたら、今までいた人が

いなくなっていたから、

どうやら亡くなったようなんだよな・・・

 

 

それを聞いて、私が感じたこの居心地の悪さの意味が

分かりました

そして私が感じたこの「匂い」

これが

 

 「死の匂い」

 

なんだと・・・

 

やっと意味が分かり、心を落ち着かせようとしていた時、

病室の長い廊下から、こちらに向かってくる人影が見えました

 

それは歩行補助器に体を預けながら、ヨタヨタと歩いてくる

高齢の患者さんでした

その人はじっと私の方を見つめながら、まっすぐに

私の方へ向かってきました

 

異様だったのはその方を覆う黒い影

体に纏う様に黒い影がついてきていました

 

なおもその患者さんは私を見つめながら、ゆっくりと

ゆっくりと私の方へ歩いてきます

 

いや~!来ないで・・・お願い!

 

私はただその患者さんと目を合わせず、

無視をし続け、義父達との会話に集中しましたが、

 

ふと気がつくと、その患者さんは談話室の入口に立ち、

やはり私を見つめていました

 

近くで見ると、やはり黒い影は気のせいではなく、

患者さんにすっぽりと被っているようでした

 

そこで思いました

きっとこの方、夕べ亡くなられた方にすがられて

しまっているのかなと

 

亡くなられた方の意識がまだ「死んだこと」

理解できずに、途方に暮れて、その方にすがって

しまったのかなと

 

そこで心の中で祈りました

 

どうか亡くなられた方の意識が、早くこの患者さんから

離れますように

この患者さんがご無事に過ごされますように

神様仏様、どうかお守りください

 

 

病院というところは人の生死が交差する特別な空間です

知り合いにも看護師をしている友人が何人かいますが、

霊感の有る無しに関わらず、説明できない経験がある

そんなことは常だと話をしてくれました

 

 

数日後、またお見舞いに訪れた時には、

病院はすっかりいつもの空気に戻っていました

 

人の命に関わり、時々不思議な経験をしながらも

エネルギッシュに、強くそして優しく患者さんをサポートしてくれる

先生や看護師さん達に改めて感謝し、

入院されている患者さん達が早くご退院できますようにと

祈りながら、その日は病院を後にしました

 

 

 

     あじさい心と体の癒し処あじさい

    ヒーリングサロンSOWAKA

 

   千葉県習志野市大久保

   「京成大久保」駅徒歩2分 

 

  サロンのご案内は音譜虹こちら虹音譜です