現在、殺処分センターで、カウントダウンされている子達を保護する活動が中心です。

私の前で、今までどれだけの命が、消されていったでしょう・・・・。

無念の思いを抱きながら、不安と恐怖の中で、殺されていった命。

懸命に救い続けてはいますが、追いつきません。

力不足であります。

団体を立ち上げ、10年。

現在で3020匹の命を救ってきました。

凄い数・・・・いえ、たったこれだけしか救えていない。

年間の殺処分数X10年とすれば、約200万頭の内の3020匹なのです。

どうすればいいのでしょう?

歳を追っていくと、焦りの中、どうかどうか、処分を無くしてもらえる方法を考える事が多くなりました。

こんな事を言うと、お叱りを受けるかも知れません。

センターで運搬檻にギュウギュウに入っている犬猫の前に座り、とんでもない事かも知れませんが、考えます。

「引き出して、自由にしよう!!放してあげよう!!再び自由の世界に戻そう!!」と。

現実には、そんな事は出来ません。

でも、処分をゼロにするには、方法はこれしかない。

猫は自然界の中で自由に暮らしていたのです。

捕獲器などを仕掛けられて、運ばれてきます。

犬だって同じです。

もちろん、ペットショップで購入した犬猫の飼い主放棄による持ち込みもありますが、これは対象外として考えます。

野犬と呼ばれる、人間に懐けない犬・猫。

何で、捕まえるの?

人を噛んだ訳でもないのに、何で捕獲にかかった時に、リリースしないの?

飼い犬猫か、どうかは見りゃわかるでしょうに・・・・。


今まで、こんなのは夢の夢と、思っていました。

しかし、やるっきゃない!!人生最後の愛護活動の集大成として、自然に生きて来た子の処分廃止の為に、山を持とうと

思っています。

犬の山・猫の山。

大規模になりますが、全てフェンスで覆います。

無人島も考えましたが、ライフラインの関係で、かなり難しいでしょう。

山にリリースする子達は、不妊手術を実施し放します。

餌場を数か所設けます。

猫のNTRと同じですね。

人員も必要になってきます。

考えていても何も変わらなければ、失敗を恐れずに実行するしか無いのです。

反対の声も、もちろんあがってくるでしょう。

法的にぶつかって来ることも有るかも知れません。

皆様は、どう思いますか?

個人で、殺処分を無くて欲しいと考えておられる方は、非常に沢山おられると思います。

一緒に行動をおこしませんか?