お待たせいたしました。(誰も待ってない?)
10月15日に内海医師、南出弁護士、釣部氏等により提出された児童相談所改善要望書の記者会見を動画を元にテープ起こししました。
その動画は
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/182320
動画がアップされているのだから、わざわざテープ起こししなくても、と思いますが・・・
イヤイヤ、1時間47分ちょっとの動画、なかなかまとめて見れない人もいるでしょうし、動画が見れない環境の人もいるでしょうし。
何より、動画を見聞きしているだけでは流してしまう内容もあり、それでは勿体ないかな?と。
実際、テープ起こししてみて、「そうか、こういうこと言っていたのか!」「これが問題なのか!」と新にわかったことも多く、私自身が一番勉強になりました。
(きっとブログアップで更に勉強になると思います。)
私はテープ起こしのプロではありませんので、所々正確でないところがあると思います。
そのあたりはご了承願いたいと共に、ニュアンスが違って伝わる間違いがあれば、ご指摘していただきたいと思います。
また、挨拶やつなぎの言葉、話し言葉で出てくる「えー」「まぁ」等は省かせていただきました。
では、本題に移ります。
・記者会見者:
内海医師(東京DDクリニック院長、NPO法人薬害研究センター理事長)
南出弁護士(児童相談所問題に取り組む京都の弁護士)
釣部人裕氏(ジャーナリスト、ノンフィクション作家)
甲斐由美子氏(五反田で子供の不登校カウンセラーを行っている)
矢野みな氏(神奈川児童相談所問題に取り組んでいる。次女が児童相談所に保護され、裁判をしている。)
内海医師ー要望書の概要説明
お手元の資料をあけていただきたいのですけど、今回我々はこの20頁位なんですけど、「児童相談所改善のための要望書」(※)ということで10月15日に提出させていただきました。
問題としてはですね、いくつもこの問題については問題があるのですけど、主旨としては簡単に簡潔にまとめると以下の7点になります。
一つは、児童相談所、たくさんの問題を抱えているのですけど、監督官庁がどこかということがはっきりしない、責任も不明確であるということをはっきりしないと市民はどうしたらいいかよくわからない。
それをはっきりしてくださいということが要望書の第一項に触れられています。
次にはですね、今、虐待ということを防止するために一時保護という制度がとられているんですけど、この一時保護はですね、後で南出先生には詳しく説明していただきますけど、非常に大きな問題をいくつも抱えている。
親権者の同意にも一切基づかない、また2ヶ月間の一時保護の期間があるのですけど、それも自由自在に操作することができる。
この一時保護についてもっと考えていただきたいということで、二項目にこの問題が記されています。
第三項目に面会交流権の断絶についてですね。
今、虐待と児童相談所に認定されるとですね、親と子供はですね、一切面会が途絶されるという状況が散見されるわけですけど、これは人権の問題からもおかしいということで、是非見直していただきたいということで、要望書に第三項目の要項として含まれております。
四つ目にはですね、一時保護中にですね、施設にですね、向精神薬が中心なんですけど、薬物投与がされている。
その薬物投与が子供には効果がないと添付文書には書いてあるのですけど、投与されてますし、管理のためにされている。
親の同意も一切ないという問題がありますので、この点についても是非見直していただきたいということを要望書に含めております。
5番目については、保護単価の問題です。
これは一時保護することで、国庫からお金が落ちてくるというシステムになっているのですけど、これだと児童虐待はですね、防止できるどころかむしろ逆におかしなことになって誘発される。
本当に児童虐待されている子供も助けることができないのではないか、ということについて要望書の中に含まれております。
6個目は、家庭裁判所などと児童相談所の独立性が全然担保されていないという問題について触れております。
このあたりも後で南出先生に後で詳しくお話ししていただこうと思っております。
最後は児童相談所の職員とか児童相談所自体の専門性が低いのではないかということについて指摘しておりまして、この部分を是非専門性の向上を図っていただきたい、そういうことについて要望書の中に触れております。
これらの要望書を20頁にまとめまして、関係条文も含めて後ろに記載しており、これを本日提出させていただきました。
これが事の次第でありまして。
ちょっと私個人の話しで言いますと、私、薬害研究などをしている人間なので、子供の薬漬け問題、この問題はあまり放置してよい問題ではないということで、今回の行動に至ったわけですけど。今回多くの方にご協力いただきまして、それはまさに感謝申し上げたい次第でございます。
では、これから南出先生に少しマイクをお渡ししまして、今、この問題が法律的にはどういう問題を抱えているのということ等を中心にお話ししていただいて、具体的にはどのような事例があるかも含めて話していただこうと思いますので、南出先生、宜しくお願い致します。
(※) 児童相談所の問題についてのサイトに要望書の内容がアップされています。
次回より、数回に分けて南出先生のお話しをアップさせていただきます。
署名のお願い
児童相談所に不当保護(拉致)されている子供を母親の元に帰すための、署名にご協力お願いします。
いっさん。さんの署名は
(「こちら」をクリックしたら、署名画面に飛びます。)
ぴょんこさんの署名は