前々記事「<記者会見>児童相談所被害の実態を報告し、改善要求(H26.10.15)-南出弁護士より②」 で、児童相談所の問題点として、親子の面会通信を全部制限することをあげました。
そして、最後の言葉で終わりました。
隔離することだけが目的でやるわけです。
そういうことの中で、どうして隔離させておくのかというと、それは次の問題があります。
今回は、隔離させておく原因、問題についてアップ致します。
今回も奈々草の言葉等は緑文字とします。
南出弁護士が語る「現状の児童相談所の問題点」
それはどうしてかというと、隔離しとかないとね、子供も親も、親子の交流があれば、当然、子供も家に帰りたいと思うし、親も早く戻してほしいと。
そうすると施設内で色々なことを行われていることを親に色々知らせるじゃないですか。
「こんなことがあった」「あんなことがあった」
で、現にね、施設内で、非常に施設内の虐待がある。
今ね、日弁連でもね、色々な形の中で指摘してるので、児童虐待防止法に関して指摘しているのはね、親の虐待のみを言うんです。
施設内虐待を日弁連が指摘したことは、一度もないのです。
他の団体もそうですね。
数少ない団体は施設内保護の指摘をしてるのですけど、殆どのいわゆる何て言うのかな、権力併合施設児相の旗振りをしているような団体はですね、こぞって親の虐待のみを過大評価して、あるいは過大に喧伝してですね、言うけれども。
施設内での虐待、これね、親の虐待と施設内虐待というのは、同じように同列に扱ったら駄目なんです。
施設内虐待は権力的虐待と訳さなければならない。
権力側が公権力をもって、虐待している環境を作ってるわけ。
これこそが最大の虐待問題だという視点が全く今の現在の日本の社会は欠落しています。
それは、施設内での虐待は色々あってね、実際殴る、蹴るの暴力をして、そして怪我をさせて、そしてそのあるいは性的虐待をする、施設内でね。
そういう風な肉体的虐待が精神的虐待が色々ありますけれども、そういう虐待だけではないんです。
これもね、いっぱいあります。
実際有罪判決に、施設内虐待をした保育師が有罪判決を受けて確定して、した事件がいっぱいあります。
<施設内虐待について書かれた資料、サイト等>
http://blog.zaq.ne.jp/socialservice/article/204/
http://kyuen365.wordpress.com/page/4/
だけど、親の方は虐待したかしてないかわからないのに、一時保護をずっと継続します。
それだけじゃないんです。
変な言い方ですけど、殴る蹴るの暴行なのは、目立った話しですしね。
痛みも子供もわかるし、それに対しての何等かの自己防衛はできるのですけど、自己防衛を全くできない虐待があるんです。
それは先ほど内海先生が言ったように、薬物投与です。
これは平成12年に向精神薬が非常に厚生労働省が認可して、それ、つまり、リピーターがいっぱい増えてきた。
そういう課程の中で、実際のところね、児童福祉法の子供に対して、この向精神薬をドンドンドンドン投与してます。
これが今、ものすごく、さらに加速してます。
非常に憂識事態になっていると思います。
それはですね、子供に、「さあ、この薬飲め」と言っても、なかなか飲みません。
無味無臭の向精神薬たくさんあります。
液状のものもたくさんありますから、食事に混ぜます。
食事に混ぜて摂取させます。
そういうことであれば、わからないうちにされているわけね。
入院患者や施設入所中の人から、食事だけが楽しみ・・と聞きます。
まして、子供はもっとそうでしょう。
親兄弟と引き離されて、尚且つ唯一の楽しみの食事に薬を混入するなんて・・・
<児童養護施設で薬漬けにされた事例>
http://blog.livedoor.jp/chihhylove/archives/6969239.html
だけどね、その子供がもし病気である、という時には、病気のどういう治療をするのか、しないか、ということに関しては、これは、誰が権限を持っているかと言えば、親が親権をして持っています。
ところがこの親権を全く無視してるんです。
児童福祉法にもね、児童相談所がそれなりに措置できると書いてあって、尚且つ親権者を、その措置を不法に妨害してはいけないと書いてあるのだけど、措置する人が親権者を妨害してはならないと。
<参照>
当たり前のことであって、親権を無視してまで薬物投与するということは、完全な親権侵害だね。
そういうことから考えても、現にこれ、闇の中で、つまり情報も開示されない。
何ら親元には子供の医療情報、教育情報、そういうのを全く開示されないまま、ドンドンドンドンそういう形で薬が投与されているわけです。
大人でさえ、副作用があるのがきついし、それを自重しなでればならないし、そういうことに関して、これはどうなのかということでね、インフォームドコンセントという、要するに少なくとも、説明責任を尽くして、そして、そういう諸々のことについて、承諾を得る。
これは最高裁だって認めてるんです。
最高裁の判例ですら、インフォームドコンセントは、これをしてもらわないとならないのだということを判例として言っているにも関わらず、児童相談所での薬物投与というのは全くフリーパス、スルーされている。
こういう状態で現在、児童相談所が運用されているということは、子供と親を会わせるとね、子供が激変しているような、目がトロっとして、病気でおかしいな、ということの症状が面会すればわかるのだけど、面会させてしまうと自分たちの悪事がばれてしまうから、だから全部制限するんです。
そういうことで闇から闇へとしてます。
これは余談ですけど、児童相談所に限ったことじゃなくて、たくさんの収容者を極僅かの管理者で管理するという組織管理、これは児童相談所の児童養護施設、そういう所も勿論そうだし、刑務所もそうですよね。
あるいはいわゆる老人ホームのような所もそうですよね。
要するに、その、精神病棟とか、そういう所だってそうですよね。
いや、薬漬けにすれば大人しくなるじゃないですか。
管理しやすくなるじゃないですか。
だから、そういうね、あの権力的な組織管理収容者管理というのは、必ずそういう方向に陥っていくんだということは、これね、一人や二人の良心的な人がいてもダメなんですよ。
組織的にそういう悪用、乱用されるという構図を治していかないと駄目なんですね。
それだけでも駄目なのに、もうひとつそれを倍加するような問題があります。
次回は、「倍加する問題」についてアップします。
当記事は、10月15日に行われた記者会見の動画より、テープ起こししたものをアップさせていただいてます。
記者会見の動画も是非ご覧くださるよう、お願い致します。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/182320
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「佐世保児相に突然引き離された親と子(1)」
http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2014/11/22637/1113_dm1718_01/
「佐世保児相に突然引き離された親と子(2)」
http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2014/11/22761/1114_dm1718_02/
「佐世保児相に突然引き離された親と子(3)」
http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2014/11/22931/1117_dm1718_03/
佐世保児相への多様な意見を紹介
http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2014/11/22819/1114_iken_1/
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