【子供会活動】 ゴミ拾い&線量チェック | あんくら島田のブログ

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『安心して暮らせる島田を作る市民の会』
私たちは静岡県島田市での「震災がれき広域処理」への疑問から活動を始めた年齢や立場・市内か市外かなどの「枠」にこだわらない個人有志の集まりです。

「安心して暮らせる島田をつくる市民の会」(通称:あんくら島田市民の会)には、

様々な地域や立場にある個人やグループが参加してネットワークを作っています。

今回は、田代環境プラザが立地する伊太地区のお母さんたちの活動を紹介します。


去年12月、市長による突然の岩手県大槌町と山田町のがれき受け入れ発表。

その後、関係地区住民のみへの不十分な説明会だけで一方的な試験焼却が進められていきます・・・


試験焼却を前に市民の会のメンバーが示してくれた伊太地区の空間線量。

その放射線量の高さに「本当に安心・安全といえるのだろうか?」と

無関心ではいられなくなったお母さんたちは、独自に勉強会を開き、

自ら線量計を買って町内の様々な場所の空間線量を測っていきました。


矢倉山の麓に広がる緑豊かで梅の生産が盛んな伊太地区。

毎年2月、真っ白な梅の花が咲き誇る時期にに行われる「伊太梅まつり」には、
3,000人もの人々が集まります。

また、田代環境プラザのそばには「伊太和里の湯」という温泉施設や老人福祉センターがあり、

さらに、現在、陸上競技場の建設も進められています。


住みよい環境を維持していくために、普段から伊太地区の現状をチェックしていくこと。

そのひとつが、地区の放射線量測定です。


子供会行事の町内ゴミ拾いと連動して行われた線量チェックでは、

田代環境プラザから借りた線量計を使って町内にある側溝や草むらなど

気になるポイントを測定しました。

こうして集められたデータは、具体的な線量とポイントを町内地図に表記して

「子供会だより」とともに地区内に回覧されました。


この活動により、これまで実感できなかった放射線の影響や安全に安心して暮らせる地域作りにより多くのお母さんや地域のみなさんが関心を持ってもらえればと考えています。


また、今後、定期的な線量データが集められ、充実したデータベースになることも期待されます。


さらに、線量だけではなく、土壌の放射能濃度測定も線量の高かった場所のほか、

一般の希望者を募って実施する計画を進めています。




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murayukiです。
昨日、伊太地区の子供会のゴミ拾いと線量計測会に参加させてもらいました。
そして感じたこと。
伊太の子供会の活動は、私がイメージしていたものとは違っていました

言って見れば、「危機管理」と言うより「日常管理」と言う言葉がふさわしいと言うか、、、。
これなら広めていけると思いました。

例えば、
「手を上げて横断歩道を渡りましょう」
みたいな感じ。
過度な不安をあおるのではなく、当り前のように線量チェックをする。
今日の活動に、子どもに対しての指導マニュアルみたいなものが含まれるといいなと思いました。

お母さんは不安だと思う。
でも、その不安が増幅したり、子どもに影響するのはどうかなと思う。
例えば、「手を上げて横断歩道を渡りましょう」と指導するけど、
車の怖さを思い知らせるみたいなことはしないじ
ゃない?


これから放射能のある世界で暮らしていくにあたって、
できることはしているという安心感」
みたいなものを増やして
いけたらいいなと思います。
それはそんなに簡単じゃないけどね。
まずは現状把握から。
とてもいい活動だと感じました。








 

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