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公開日: 2013/04/17
震災がれきの焼却灰埋め立てに反対した地権者が処分場の入り口を封鎖していた問題で地権者が封鎖を解いたことを受け、市は17日から正規の入り口からの搬入を再開しました。しかし、市と地権者の対立は深まったままです。
17日午前9時、島田市の職員が封鎖を解かれた最終処分場の門を開けました。その後、廃棄物を積んだトラックが次々に処分場に入っていきました。この入り口が使われるのは昨年10月、地権者がロープで封鎖して以来、半年ぶりとなります。
島田市では震災がれきの焼却灰埋め立てをめぐり、処分場の一部地権者が反発。ロープの入り口を封鎖しました。市は2月、ロープの撤去を求める仮処分申請を裁判所に提出。一方、地権者は処分場の土地返還を求め市を訴えるなど対立が続いていました。
処分場入口の封鎖が解かれた背景には処分場周辺に広がる茶畑が本格的な新茶の摘み取りシーズンを迎えたことがあります。市が暫定的に使用していた入口付近は道路が狭く、トラックが往来すると茶摘み作業に支障をきたす恐れがあったからです。地権者が封鎖を解いたことでロープの撤去を求めた仮処分申請は5月1日にも和解が成立する見通しです。しかし、地権者は処分場の土地返還を求める訴訟について争う姿勢を見せていて、処分場をめぐる問題は全面解決に時間がかかりそうです。
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