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あんくら島田では、被災地支援の一環として、子ども被災者支援法について島田市の人達に知ってもらい、島田市から声を上げたいと思っています。
kaze to hikari のサイトに、分かりやすい記事がありましたので紹介します。
連載第2話です。
①をお読みで無い方はこちらからどうぞ~
◆放射能から子どもを救う法律は、すでにある
http://www.kaze-to-hikari.com/2013/05/post-29.html
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投稿日:2013年5月23日 by 高橋 仁也 カテゴリ: 福島第一原発事故
『子ども・被災者支援法』が参議院で法案可決した同じ日は、ちょうど、消費税増税を左右する3党合意のニュースにかき消され、国民はほとんど知らないと思います。しかも、オウム真理教の高橋被告が逮捕されました。国会で重要な法律が通った時は、だいたい、誰かが逮捕されたり、事件が起きたりします。国にとって都合の悪いことは、そうした報道によって打ち消されることが間々あります。
今は、福島に帰還することを促す流れがあります。福島の各首長は、福島に戻したいという気持ちが強いですし、国も線量の高い地域に返そうという方針になっています。しかし実際は、避難する権利を認めていく、避難した人には生活できる手立てをちゃんと作っていかなくてはなりません。子どもたちと親、若い人たちがそうした選択をできなくてはいけません。
そのことを、そこに住んでいる人たちは感じているし、そうでなければ考えないようにしているところがあると思います。個々人は経済的事情があったり、家族の事情があったりしますが、今は、最悪の事態を想定して、国が対策をとるべきです。 そして、国は正確できめ細かい測定を行う必要があります。モニタリングポストにしても正確な情報が出ているとは思えません。また、医学的知見についても分かっていないことがあるわけですから、「分かってない」ことをちゃんと国民に伝えるべきです。いろいろな意見があることを、国民も知って、自分自身で判断し、選択できることが重要になるでしょう。国の情報公開は未だに不十分ですし、マスコミも一部の意見だけを伝えるのではいけないと思います。
薬害エイズのときに、国が情報を隠ぺいしたことによって、私は被害を受けました。国民が判断できる情報を出すべきです。
ぜひ、この法律を活かすために、あきらめないでほしい。
■(KAZE解説)スピンコントロール(spin control)は、情報操作の総称です。報道されたくないことを発表する場合には、大きなニュースの陰に隠してこっそり発表するなどのさまざまな操作をいいます。http://www.youtube.com/watch?v=lNNUErmCuHM
< 解説 >
不都合なニュースを打ち消す、スピンコントロール(政治的情報操作)
スピンコントロール(spin control)は、情報操作の総称です。不利なニュースがある時に、別のニュースを取り上げることをさします。大きく報道させる場合は他に重要なニュースがない時を選んで発表し、逆に報道されたくない場合には、大きなニュースの陰に隠れるように発表します。
米国のホワイトハウスなどでは、スピンコントロールは政治的手法であり、情報統制の基本中の基本で、常套手段として行なわれています。あるジャーナリストによれば、ホワイトハウスの記者会見場は"スピンルーム"とも皮肉られています。スピンは世界中の政府で行われ、記者たちは常にスピンを警戒しています。
ところが、日本ではとても奇妙な状況があります。それは、メディア自体の政治や官僚と癒着した関係です。これを『政・官・報トライアングル』と言います。外国の記者は、まるでメディア自体がスピンの仕掛人である、と指摘しています。国民もスピンを見抜くリテラシーを求められていますが、現実にはトライアングルの巧みな洗脳に振り回されています。
「子ども・被災者支援法」が参議院で成立した2012年6月15日、政治的なニュースは、消費税増税法案を決定する「3党合意」でもちきりでした。また同じ日、また同じ日、オウム真理教の高橋被告が逮捕され、朝からずっとお茶の間のTVを占拠し、世の中は妙に浮き足立った空気に包まれていました。事件のタイミングがあまりに絶妙だったので、翌16日に政府発表された、大飯原発再稼働へのスピンだ、と言われています。
しかし、政府の欺瞞に満ちたそれまでのやり方に大きな怒りを覚えていた20万人の市民たちが6月29日、官邸前で抗議行動を展開し、それは「アジサイ革命」と呼ばれるまでの大きなうねりました。独立系メディアなどがその様子をインターネット放送で伝え続けていた一方で、大手メディアは一切報道をしなかったのです。
ル・モンド紙は(仏・7月14日~15日)「大手メディアはほとんどこの事実に触れない。公共の放送局であるNHKは完全に無視している」と批判しました。
<補足資料>
※NHK は、国内向け放送に先駆けて、NHK World (海外向け)ではデモの様子を世界に発信していました。
http://www.youtube.com/watch?v=BXcUEJEyS5k&feature=youtu.be
転載ここまで**********************************************
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