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TV5XQ‐W‐

オルペンお花畑です(*´∀`*)

ユスをメインに出来損ないの小説書いてます^^
出来損ないの行き当たりばったりです✩

※しばらく、今まで投稿した小説は非公開にしています。

パスはアメ限記事に書いてます☆
TV5XQ(JYJ含)好きな方なら、申請許可します✩





2015.4.27 日本デビュー10周年小説です^^


※所々、本人の言葉も あります。





JS YC JJ CM YH Side





もしも、現在(いま)が
5人だったら、どんな人生なんだろう?




ずっとずっと、笑顔だったかな ――。












‐僕らの愛~絆~‐






***




JS Side




2015年4月27日。



“東方神起”日本デビュー10周年の日。





僕には今でも信じている仲間がいる。




なによりも、大切な居場所だった。
自分らしくいられる…そんな場所だった。




でも僕は後悔していない。後悔するくらいなら、僕は初めから行動に移さない。




だけど、、、




“5人だったらどうなってるだろう?”




“5人だったらもっと笑ってるかな?”




“5人だったら…もっと楽しいかな?”





いつだって、僕の心は〝 5人  〟だった。



これから先も、
ずっとずっと愛してる人達だから――。






いつかのボクが、こう云った。




“一緒にここまで…今はもう家族”。



「たぶん、一人だったら…“ここまで来れるかな?”って…。そういうなんか……自信は… あまりないですけど…、一緒にここまで…今はもう家族ですね。」





どこにいても、僕らはずっと5人だった。



心地良い、たったひとつの居場所だった。
僕が僕らしくいられる、そんな場所。
優しくて温かくて、誰よりも幸せでいられる自信があった。





大好きだから。僕はみんなが大好きなんだよ。





“泣かないで”。




悔しいことがあって、メンバーが泣いているときは、心が張り裂けそうに痛かった。





“笑顔になって”。




僕のメンバーたちは、メンバーの前では
つらそうな表情をよくするから、僕は〝笑顔になれるなら〟と、何度も支え続けてきた。



なんだって分かり合えたよね。
隠し事もなく毎日一緒に暮らしてきたよね。


つらいときは
お互いに支えて生きてきたよね。



“頑張ろう”って、“あと少し”って、



“僕たちならできるよ”って、



“東方神起は5人でひとつ”って、、、




そう言ってきたよね……。





でも、僕は……ずっと決めていたんだ。




“もし誰か1人でも"東方神起"からいなくなるとするなら、もし誰か1人でも欠けたら、僕はもう"東方神起"にはいない”と。




だからこれでいい。そう思ってた。





だけどやっぱり、、、寂しくなる。



今の東方神起は2人で頑張っているのに、意味もなく悲しくなるんだ。



僕は濡れた瞳を、ゆっくり閉じた――。




ふと左を見てみると左隣には4人が並んでいる。ユノ兄、チャンミン、ジェジュン兄、ユチョンの4人が笑顔で僕を見ている。




そんな4人が僕に対して、言葉にした。







“これからは、ずっと一緒だよ。”




“もう一生、離れないでくださいね。”




“あっは!やっと5人になれたね。”




“じゅんすぅ~!もっと頑張れるね。”





って、、、。


ああ、そっか。僕は夢を見ているんだ。



いつかこんな未来が待ってるのかな…?



僕は、それまでずっとずっと頑張るよ。
そしてまた5人になったら誓うんだ。



〝東方神起は5人で ひとつ〟だと ――。







****



YC Side



2015年4月27日…。



“東方神起”日本デビュー10周年の日。





おれは今、JYJとして活動している。



今は兵役のため、おれは入隊している。
ジェジュン兄も入隊しているけど……。



おれのメンバー…、ユノ兄も入隊した。
ジェジュン兄とユノ兄は、軍楽隊へ所属になった。




二人を追うように、おれも入隊した。
ジュンスと、チャンミンを残したまま。



今の自分よりも強くなって、みんなに会いたいんだ。



ジュンスなら、ソロでも大丈夫だと思ったし、チャンミンだって“早く東方神起を活動させるために、すぐに入隊する”と言っていたから。





おれは…何よりもメンバーを愛してた。
"家族"。そう言えるほどに、愛してた。




もちろん、今でも愛しているけど
そばにいることが…今はできない。




数え切れないくらい5人で笑い合った。
数え切れないくらい5人で泣き合った。




そんな日々が幸せだったんだと思う。




いつかのおれが、こう云った。




“家族、それ以上。”



「いろいろな事が、全部失敗しても、メンバーがいたら…“大丈夫!またチャンスは絶対来る!”っていう気持ちが…できる存在だし、僕にしては… たぶん家族、それ以上。」





なんでも分かり合えたからこそ、
こうして家族のような存在になれた。




つらいときも、いつだって一緒にいた。



おれが泣いたときも、支えてくれた。




いろいろなことに失敗したとき、4人のメンバーたちがいれば何度だってやり直せてきた。




だけど…おれが見てきた未来は、望みどおりの人生ではない。




世間では"自らが壊した"とでも言うんだろう。確かにそうかもしれない、でも。




大切な〝東方神起〟を、
〝メンバー〟を、壊したくはなかった。




そうせざるを得なかったんだ。




ただ、、、それだけだった。




何年も人生を共にしてきたメンバーと離れることだって、おれには苦でしかなかった。おれは愛してる人たちに別れを告げた。




…今ではもう、まるで“5人の東方神起”が消されつつある。批判するファンも応援してくれるファンもいる中で、事務所が5人の過去を消しつつあるんだ。




決してラクではなかったけど、それでも幸せな日々を消されるのはつらくて。




……やりきれなかった。




隣を見れば、あの頃5人で活動していた、おれたちが蘇ってくる。



右隣には、ジュンス。左隣にはジェジュン兄、チャンミン、ユノ兄……。



みんな笑顔で、おれを見ている。





〝 ユチョン、笑って 〟って、




〝もう、泣かないでください 〟って、




〝 オレは笑顔のユチョンが好き 〟って




〝ユチョン!すごく幸せでしょ? 〟って…





蘇ってくる記憶があるのは幸せ、
だけど……悲しくもなる。


でも、もしもまた5人になるとするのなら
おれは何も望んだりしないと思う。





「僕たち5人の友情が永遠に続くのなら、それ以上、何もいらない。」




これ以上……
望み続けたものは、何もないから。





ユノ兄とチャンミンの後ろ姿を、見送ったおれは、その背に声をかけた。




“きっとまた、二人のそばに戻るから”。




それがたとえ、何年かかったとしても。



おれたちは、きっとまた



〝 "東方神起"になる 〟と信じてる ――。





****



JJ Side


2015年4月27日。



“東方神起”日本デビュー10周年の日。





今、オレは兵役のため入隊している。


毎日のように寂しくなるけど……前よりもかっこいい姿で帰りたいから、必死で頑張っている。



もちろん、それもあるんだけど……



ユノも軍楽隊になったと聞いて、
それだけで嬉しいから頑張れるんだ…。




気付けば、10周年の日を迎えていた。



オレは、"JYJ"のメンバーでいて、、、



そして今でも、"心"では
東方神起のメンバーでいて…。



だけど…"世"では、オレはもう
東方神起のメンバーではない。




だけど・・・・・オレにとっても、
2015年4月27日は日本デビュー10周年。




やっぱり、思い返すのは
5人で活動してた日々ばかりで。



決して、ラクではなかった。
毎日のように働いて、休みさえなくて。



つらくて苦しくて乗り越えられそうにない大きな壁を、5人一緒に何度だって乗り越えてきた。



みんなと同じ空間にいるときは、すごく幸せで。オレたちを応援してくれて、本当に嬉しかった。




いつかのオレが、こう云った。




“5人じゃないと、"東方神起"じゃない”。



「家族でもあり友達でもあり、そして仲間っていう言葉も思い出すし…、一緒に行かなきゃいけない、5人じゃないと"東方神起"じゃない。」





いつも一緒に生きてきて、一緒にいるときは幸せで楽しくて、つらくても励まし合って支え合ってきて、誰よりもお互いの心を分かり合えたからこそ、なんとしてでも“5人”一緒に居たかった。




だけどオレは…
その "幸せ"を、自ら手放した。




つらかったから、苦しかったから、道具とでしか扱われてなかったから、、、本当にいろんな理由があった。



後輩に、オレたちみたいに…
こんな つらい思いもしてほしくなかった。



身近な幸せ、小さなことでも幸せ…。
今では その"幸せ"が、しっかりとわかる。




一緒に暮らしているとき、、、
5人で暮らしているだけで幸せだった。



だからオレは
あの頃、番組でも胸を張って言えた。




「 本当に幸せです 」と。





ユノとチャンミンは
よくオレたちの夢に出てくる。




"JYJ" では、
オレの左隣がユチョンで右隣がジュンス。



だけど両隣を見れば
"東方神起" のオレがいて、
"東方神起" のメンバーがいた。




右隣を見てみると、心から愛しているユチョンとジュンスがいて、、、左隣を見てみると、同じように心から愛しているチャンミンとユノがいた。




ふたりとも、オレ達を見て微笑んでいる。
だけど…、ふたりの瞳を じっと見ると……綺麗な瞳から一雫の綺麗な涙が見えた。



拭ってあげようと手を伸ばしたけれど、
もう少しってところで触れられなくて。



微笑みながら綺麗な涙を流して、
ユノとチャンミンは、歩み始めた。



“東方神起”としての道へと ――。






オレは愛してる人たちの後ろ姿に
涙を我慢して、声をかけた ――。






****


CM Side



2015年4月27日は…


“東方神起”日本デビュー10周年の日。




ジェジュン兄、ユチョン兄、ユノ兄、ジュンス兄……。


僕ら5人にどんなことがあっても、
一緒なら何も怖くなかった。




僕の目の前から、いなくなった3人の兄。




僕はその日から、自分の感情を
うまくコントロールできなくなった。




あの日から、数年経った今でも、
コントロールすることが難しく感じる。



そんなときは、ユノ兄が支えてくれた。




唯一の救いだった、ユノ兄が入隊した。
もちろんユノ兄がいないと不安はあるけれど、もう"東方神起"には僕しかいないからしっかりしないとダメだと自分に言い聞かせてる。




今は訳あってユノ兄と2人で〝東方神起〟として活動してるけど、他の兄達と僕たちの絆は弱いわけじゃない。




“友達”とか“仲間”とか、そんな言葉では片付けられないくらい強い絆がある。



言葉にするなら、僕たちは“家族”。




何度だって公の場でも言葉にしてきたし、全員が心からそう思っているから。




いつかの僕が、こう云った。




“命に負けないぐらいの存在 ”。



「いつも信じてくれたり、お互いの力になってくれたり、僕も知らないうちに自分の中にしみ込まれている…命に負けないぐらいの存在じゃないかなって思います。」





……僕には、すごくすごく大切だった。



“東方神起”も、“歌”も、“音楽”も。




もちろん、いつも応援してくれてる、
“ファン”だって、心から大切だった。



だけど それ以上に大切だったのは、



いつも支え合える“メンバー”だった。





なのに…、メンバーとの別れはあまりに突然だった。その試練を越えるには、5人ともつらくて、どうしようもなくて乗り越えるのが大変で…死にたいとさえ思った。




〝東方神起〟としての活動を再開できて嬉しかったけれど、いつもの立ち位置で右を見たって、当たり前のようにいた僕の右隣にいるはずの3人の兄たちはいなかった。




僕の左隣には、いつも支え合ってきたユノ兄がいて。だけど右には…誰もいなくて。




いつも笑顔で誰よりも体調をわかってくれて、ワンタッチで愛を確かめ合って、優しく僕たちを包んでくれていたジェジュン兄も。




いつも優しくて僕と一緒にジュンス兄を崇拝していて、人の気持ちが痛いほどよくわかる感情豊かで表情豊かなユチョン兄も。




いつもみんなを笑顔にしてくれて、なんだって前向きに考えて優しくて、いつだって笑顔を見せてくれるだけで心を温かく幸せにしてくれるジュンス兄も…。




もう、僕の隣にはいなかった。




いつも一緒にいることが、
“当たり前”そう思っていた。



だけど、、、



いつも一緒にいることを、
“当たり前”そう思ってはいけない。



今の僕の隣にいるのは、
いつだって強くて、逞しい人で。
たくさんの涙さえ見せない人で。



日本デビュー10周年の日。



今……僕の右隣には、優しい表情で僕とユノ兄を見ている3人の兄達が見えた。



それぞれの兄たちに声をかけて
僕とユノ兄は一緒に別の道へと歩む。



3人の兄達が、いつだって笑顔で帰ってこれる場所へ。



僕は3人の兄たちを待ちながら、
ユノ兄と何年も、前へ前へと進んできた。



3人の兄たちのことを
一日も忘れたことなんてなかった。



何年も共にしてきた人達。
僕にとっては、かけがえのない人達。


僕はメンバー4人のことを
ずっとずっと…愛してるから ――。






****


YH Side



2015年4月27日。


“東方神起”日本デビュー10周年の日。




俺はチャンミンに〝東方神起〟を任せて
今年の7月に入隊した。



軍楽隊の第26師団に配属になった。
ジェジュンは軍楽隊の第55師団。



55師団、26師団と違っても、同じ軍楽隊。
それだけで嬉しくて、もっと頑張れる。


そしてそんな気持ちを持ちながら
今するべきことに集中して頑張っている。




ジェジュン、ユチョン、ジュンス、チャンミン。



なによりも大切なメンバー。



そんな大切なメンバー3人が、
俺とチャンミンの傍から離れて行った。



大事で大事で…、何よりも強く守ってきた。



なのに、かけがえのない人を、
メンバーを、家族を…守れなかった。



心が張り裂けそうで…守りたくても、俺の大切な人たちを奪おうとする見えない悪魔には勝てなくて。



……悔しかった。




いつかの俺が、こう云った。




“僕自身です、分身 ”。



「毎回言ってるのは、兄弟・家族って言いますけれども…たぶん僕にとっては それ以上だと思います。僕自身だと思います。分身かな。」






……俺にはメンバー全員が宝物だった。




何にも代えることのできない存在で。
なんでも知り尽くしてたのに、なんだって乗り越えてきたのに“メンバー”は俺自身だと思えるほど…俺の "人生 "。そのものだった。




今となれば、あの日以来
チャンミンの右隣には、誰もいなくて。



"ああ、夢じゃなくて現実なのか" 。
そう思った事も数え切れないくらいある。




良い夢は、現実であってほしい。
だけど現実であってほしくないことだけが、気付けば この世界には、たくさんあった。



東方神起の "リーダー" だから。
だから俺自身がもっと強くならないと、ダメなのかもしれない。そう思ったことだってある。



…これ以上、なにも失いたくないから。




一度でも仲間になったら、ずっと仲間。



他人、知人、友人、親友、仲間、家族。



人は色々な関係を築きながら、こうして生きていったりするけど・・・・・俺は、ずっと一緒に生きていくはずの人たちを、こんなにも儚く失った。


ジェジュン、ユチョン、チャンミン、ジュンスは“家族”と同じくらいに大切な存在。




今……俺の瞳には、チャンミンと俺を笑顔で見ている大事な3人の"家族"が見えた。




優しい笑顔のジェジュン、可愛い笑顔のユチョン、幸せそうな笑顔のジュンスが、




“もう大丈夫だよ”って、



“一緒にいれなくてごめんね”って、



“もうずっと一緒にいるから”って、




“守ってくれて、ありがとう”って。




そして、、、




“ずっとずっと愛してるよ”って……。




そう言葉にしている、
大切な3人の"家族"が見えたんだ。




俺とチャンミンが背を向けたとき、
後ろから、ジェジュンの声がした。




『愛してる。必ず5人で…。』




『心は…、ずっと一緒だよ。』




そう言葉にしたジェジュンの優しい声が
俺の心に、きっとチャンミンの心にも…
一生消えない『 W 』の形をした、
5人の絆がしっかりと見えた ――。



だから、俺が兵役から帰ってきたら
あともう1歩、俺たちは頑張るんだ。



3人が安心して帰ってこれるように、
3人が笑顔で帰ってこれるように、



俺とチャンミンは、ずっとずっと




〝東方神起〟を、守り抜く ――。







END






かなり遅れましたが、やっと書けました。

オルペンの方、オンリペンの方、
不快な思いをさせたなら申し訳ないです

本人たちの言葉も書きたくて
こんな感じに仕上がりました^^

※いつかの俺、僕がこう云った。の
「」内の言葉も、本人の言葉です。

東方神起、JYJ!
日本デビュー10周年おめでとう(  *´ω`*  )



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