クリエイターへの近道はコミックマーケット出展 | 「SEVENTH GARDEN」Powered by Ameba

クリエイターへの近道はコミックマーケット出展


こんにちは。七瀬葵です。


コミックマーケットが今年もビッグサイトにて

2013年8月10日(土)~12日(月)似開催されますね。


コミックマーケット公式サイト
http://www.comiket.co.jp/




近年、イラストレーター絵師といった名称で

キャラクターイラストのお仕事を始める人が増えていますが

ほとんどの作家がこのコミックマーケット出身だと思います。





WEB上でイラストを公開できる機会が増えましたが

ブースに集まってくる受け手の列などが見えるため

やはり会場での人気度

スカウトされるかどうかのバロメーターになると思います。





私も会場でスカウトされて

商業誌での漫画やイラストのお仕事を

いただけるようになりました。



当時まだ、大きなカラーの絵を

飾っているサークルは少なかったのですが

とにかく会場で目立つようにポップを作って

アピールをしました。






イラストと言うのは漫画と違って絵が全てですが

絵の上手い下手で、商業で

やっていけるかどうかの基準にはなりません。



どんなに画力があっても、実際に売れるかどうか

プロとしてやっていけるかどうかの境目です。





自分ではこの絵の方向で行きたいと思ったり

こちらの絵の方向のほうがすごい、と思っていても

実際の受け手の人の反応は

そうでなかったりすることがあります。





お仕事にしたければ

人気のある絵柄に寄せることが

ある程度の必須条件です。




私の場合は、最初からこの絵柄でしたので

苦労せずスタートすることが出来ましたが

やはり、若い頃描いていた絵柄では飽きてきて

もっとリアルで写実的な絵柄に寄せたいと思うこともあります。





しかし、リアルな絵柄で

人気が出て生活できるとは限りません。






クリエイティブという意味では少し

意味合いが違ってくるところはありますが

長く仕事をしていくためには

環境に適応することが大事です。




独自のテイストを持つことも大事ですが

すぐに
追随者が現れて流行のようになってしまい

個性でもなんでもなくなってしまう

ということも起こります。




流行り廃りが早いのも特徴的です。




いつも同じテイストを
貫くのではなく、

臨機応変に市場にあわせることを

念頭に置いたほうがいいでしょう。





また、商業誌でのイラストのお仕事は

一枚のカラーイラストのギャランティーは

漫画原稿料の2倍
という

規定の条件が決まっています。




実際にはイラストの制作には

漫画原稿の2倍以上の時間がかかります

イラスト単体では印税の発生が基本的にありません。





商業誌でイラストだけを描いて

絵師として生活していくということは


たくさん描けばお金がたくさん入りますが

その分自分の時間を削って

量産するしかない状況になります。






コミックマーケットのように

直接受け手の人たちから

対価を得られる場所
自分で作っていければ


クオリティーに時間を掛けた分

作家にダイレクトにお金が入ってきます。





しかも、イラストのお仕事は

基本的に自分から企画を出して

お仕事を作ることが出来ません。




つまり、来るのを待つしかない状ですので

漫画より仕事があるかどうかの

差が出る
可能性があります。





漫画を描く力をつけて連載を取れるようにする

個人で作品を売ることができる環境
持っていることが

作家として続けられる必須条件に思います。









=七瀬葵=






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