現在のところ日本は第8位。
見ていただいてわかるように、先進国として世界をリート(?)している国は日本を除いてどこも20位以下。
安倍政権か必死に仲良く仕様としているアメリカは94位。この順位からして、抑制力だと軍備に力を入れる国ほど平和指数が低い。そんな国と肩を並べてこれから戦争に加担していこうとしている日本もまた、いずれ現在の順位から大幅に下降するのは必至と思われる。

戦争を起こし、原爆の被害を受けた日本が戦後70年間守ってきた平和思想をいとも簡単に覆す政治家を国民は選んでしまっと嘆かざるを得ない。
国会の中継を見ていても、政治家自ら暴力で議会を阻もうとする姿は果たして民主主義国家を引っ張る人間のすることだろうか。

確かに、海外で紛争に巻き込まれた邦人を救出する手段として自衛隊の後方援護を考えるのは無理もない。現在自衛隊は存在しているのだから。しかし、戦争で失態をおこしてしまった日本だからこそ、平和路線を崩すべきではない。

昨日のマスコミの報道で若者に今回の安全保障関連法案についてインタビューするものがあったが、その中に「自分には関係ないと思うから」「見ていてもなんのことかわからない」発言があったことを踏まえると、現在の国民が自国の行く末にどれだけ無関心なのかが伺える。これだけマスコミが熱くなっているニュースを、他人事のように見ている人も少なからずいる。これは、8位という地位を得ているから出る発言だろうから、これはこれでいいのかも(笑) そのうち、他人事では居られなくなるような事態にならないことを望みたい。・・・・・・・・が、無理になっていくんだろうな。


※各国がどれくらい平和であるかを表す指標とされる。
※国内紛争や治安悪化、軍事力強化など平和維持への不安要素が大きいほど指数は高くなる。

順位/名称/単位: 指数/前年比/地域
1位/アイスランド/1.148/-/ヨーロッパ
2位/デンマーク/1.150/-/ヨーロッパ
3位/オーストリア/1.198/-/ヨーロッパ
4位/ニュージーランド/1.221/-/オセアニア
5位/スイス/1.275/-/ヨーロッパ
6位/フィンランド/1.277/-/ヨーロッパ
7位/カナダ/1.287/-/北米
8位/日本/1.322/-/アジア
9位/オーストラリア/1.329/+6/オセアニア
10位/チェコ/1.341/+1/ヨーロッパ
11位/ポルトガル/1.344/+7/ヨーロッパ
12位/アイルランド/1.354/+1/ヨーロッパ
13位/スウェーデン/1.360/-2/ヨーロッパ
14位/ベルギー/1.368/-5/ヨーロッパ
15位/スロベニア/1.378/-1/ヨーロッパ
16位/ドイツ/1.379/+1/ヨーロッパ
17位/ノルウェー/1.393/-7/ヨーロッパ
18位/ブータン/1.416/-2/アジア
19位/ポーランド/1.430/+4/ヨーロッパ
20位/オランダ/1.432/-/ヨーロッパ

39位/イギリス/1.685/+8/ヨーロッパ

42位/韓国/1.701/+10/アジア

45位/フランス/1.742/+3/ヨーロッパ

94位/アメリカ/2.038/+7/北米

124位/中国/2.267/-16/アジア

152位/ロシア/2.954/-/ヨーロッパ