組技から打撃を作ると言われても格闘技を観客としてみる人はもちろんの事、競技者ですら理解に苦しむのではないかと思います。打撃を組技から作るという言葉が先行して謎掛けにすら聞こえてくると思います。

組技から打撃を作る。
これは組がある打撃競技に限定しての話(MMA、ムエタイ)です。
MMAでは組技を武器にする選手は如何に相手の打撃を被弾せずに組み付くかという部分が重要になってきます。組を得意とする選手は組んでしまえば自分が主導権を握る事が出来るのです。

組む事をゴールにして打撃を作るというのが僕が言う組技から打撃を作ると言う考えです。軸となる組技を幹として枝葉として打撃をつけていくイメージでやっています。

組技があれば相手も組み付かれる事が嫌なので思いきった打撃は打てなくなりますから打撃戦と言ってもMMAの中では組技の圧力もかかった上での打撃戦となります。打撃だけの練習では圧倒されてもMMAではやり合えるのはこれが理由です。その逆もまた然りです。

組む事から逆算して打撃をやるのは一つありだと思います。

どういう形で組みたいかで打撃の形も変わってきますし正解は無いから自分で創るのが楽しみなのだと思います。

それとよく言われる事で相手を寝かせる方法を教えてくれとか答えを求められる事があるのですがそれを聞いた所で自分のゲームは劇的に変化しないと思うんですよ。何故ならばその答えには深い部分があってそれが精度と呼ばれます。かいつまんで答えを貰ってもそれは薄っぺらい物で自分を変化させるにいたらないと思うのです。ならばどうしたら変化するのか。それは日々コツコツと練習して自分で掴んで行くしかないのです。劇的に強くなる技術も薬も存在しません。日々一生懸命やるのが一番。

さて今日は日曜日です。とりあえずコーヒーに桜餅にバナナチップス食べました。これから活動するとしましょう。

さて何をしましょうかね。