納棺・湯灌

こんにちは


昨日にブログ更新したのですが
その内容が、故人様の垢が凄かった
出来れば生前の間に拭いてあげてほしい。
という内容でした
↓↓↓




今日も内容が似ていますが

おばあちゃんの湯灌に伺いました。
喪主の旦那様に親族様たち 
皆さんお歳を召されていました

故人様を浴槽に移した後

もう一人の納棺師から

『だいぶ身体がよごれてるわ』と聞き

あぁ....この故人様も長い間お風呂に

入れなかったんだなあって

そして洗い出すと手の爪も足の爪も

ひどく伸びていて

鳥の鷹の爪のようになっていました。

足の爪は固くて部厚くて丸まって

しまっており
 

あぁ....これは可愛そうにと綺麗に洗いはしたのですが、普通の爪切りでは
部厚く丸まっている爪をきることができず

手の爪も1㎝以上伸びていたかも
足とは違い部厚く無いため
なんとか爪切りで全ての指の爪を綺麗に
切ることが出来ましたが
合間合間に、爪の中にたまってしまっている
垢なのかな....?
綿花で拭き取りながら切っていきました。


たくさんいた親族様たちも
手の爪だけでも綺麗に切ってもらえて
『ありがとう!』
と見ておられたので良かった。

喪主様も足腰が悪いようで
切ってあげれなかったんでしょうね

口もだいぶあいていたのですが
しっかりつむる事が出来お化粧して
親族様たちも

『おお、綺麗にしてもらって!

                 こりゃ惚れ直すやろ!』なんて

喪主様にいいながら
良かった!と喜んでおられました。


喪主様に、最後に見ていただいた時は

目頭をおさえていましたので

元気なときの奥様を思い出した

のかもしれません。


本当に、出来たら故人様のお子様など
きっと若い年齢ではないと思います。
50,60歳ぐらいではないかな....
みんな助け合いだと思います

鷹の爪のようになるまで
ほってる状態はやはり可哀想でした。

誰か切ってあげたりしてほしいですね。
忙しいかも知れませんが
爪なら少しの時間で済むと
思います。


故人様は動物ではなくて
生前の時も命が途絶えても、
私達と同じ人間ですからね。

おばあちゃん

本当に綺麗になって良かった

惚れ直す!って言われて良かった

良かったね。おばあちゃん。安らかに四つ葉