納棺・湯灌

28歳男性   若い命

婚約者がいるなか

交通事故

単独事故とのこと

湯灌の儀には

勿論、まだ籍は入っていないけれど

婚約者もきていました。

一番、涙を流していた

両親は、三人の息子様がいて

今回、事故死したのは三男

飲酒だったようで、涙はなかった。。

単独で、他の人を巻き添えにはしていない
けれど...

残された婚約者様は一番可愛そうに思える

損傷もひどくないため

圧死のようだ

若いためそれなりに

高校や大学、会社の友人だと思う

若い男性がたくさん立ち会いされた

どうか          やすらかに

そして婚約者様を空の上から
幸せになるように
見守ってあげていてください



私はこの仕事に着く前に長い間
運送・配達業をしていました。
10年はしていたかな。。


大手でした。勿論、事故なんかは
もってのほかです。

休みの日であろうが、警察につかまったり
免許証をよごすと
全て会社へ連絡しなくてはいけません。

一人で配達ドライバーになるまで
ずっと横に偉いさんが横に乗るのが普通
最終には、その建屋のトップである所長が
横のりしてもらい仕事をする。
それをみて確認し合格不合格かを判断します。

私もそれらを乗り越えて一人立ちして
配達していました。男女関係ない世界です。


右よし❗左よし❗後方よし❗前方よし❗は

配達する度々、確認するのが当たり前です。

左折時は必ず一時停止

巻き込みよし!って必ず巻き込みが無いか確認


辞めた今でも身体にはしみこんでいているため

知らずうちに今も巻き込みも確認している自分がいます。


事故なんかすると
ドライバーから下ろされます。。

それほどに事故はしてはいけない!が当たり前の考えである厳しい会社です。


でも、今は有り難いです。
自らその教えがこびりついているからです。

どんな仕事であれ
車を運転する場合


今の納棺の仕事もそうですが

現場に向かっている時に、急いだりスピードを

出したり万が一、事故なんかしてしまうと

納棺には間に合わないですし

大変な事になりますよね


だから、仕事も大切ですが

その前に普通に考えて

安全運転が先であると思います。


今回の故人様も、やはり残された人がいる

婚約者、親族、友人

誰にもあたるところはなく
悔しいだろうと思います。



どうか車を運転される場合、まずは

安全運転に気をとめていただきたいです。

その先に仕事もあり、家族もいる。


スマホを見ながらの運転をよくはいけんしますが、私からするともってのほかです。

事故に繋がりかねないです。


いろんな形で亡くなっていきますが

自らの運転事故で亡くなるのは

本当に悔やまれます。


安全運転を心がけるにつきます