劇団冷たいかぼちゃスープ#6『そこから』 | A piece of cake~子連れ支配人奮闘記~

劇団冷たいかぼちゃスープ#6『そこから』

人は意外と繋がっている

全く接点が無いようで、どこかで何かのきっかけになっているような

劇団冷たいかぼちゃスープ#6
『そこから』

今回は群衆劇
いくつかのお話があって
何かどこかで繋がっている

ひとつひとつのお話が少しの痛みを持っていて
その痛みをどういうきっかけで和らげることが出来るのか

みんな色々もがいていたりする

そして今回のテーマ的なものは「気付き」

ほんのちょっとしたこと
それは必ずしも痛みに関係することでもなく
例えば朝見た広告からとか(これはパンフレットからの引用です)

ほんと些細なことだったりする

よく考えると「気付く」ってすごいことだよね
ほんの少しの変われる欠片にちゃんと気付けるかどうか
本人は意識無くって場合もあるだろうけど

私は「気付き」が鈍くなっているな~なんて

痛みは少しの「気付き」で和らいでいく

少しずつ、ほんの少しずつ


冷かぼテイスト満載で

演出も少しずつのストーリーを丁寧に紡いでいる

なんか紡いでいるなんて書くとふふふって感じだけど

そこは冷かぼらしくで歌あり踊りありのしっちゃかめっちゃか
冷かぼの不思議はしっちゃかめっちゃかなのにすごくわかりやすい

見失うことがない

私はこの冷かぼらしさが好きなんだな

役者が生き生きしていて楽しそうで

かなりしんどい痛みを伴う役だったりするのに、純粋に演じることが楽しそうで

そういうのいい

いいな


尻切れとんぼ風でごめんなさい