小学校低学年くらいの時から
お母さんに
「ゆりちゃん（私のこと）は赤ちゃんの時
全然寝ない子でお母さん大変だった〜」
って話を何度も何度も聞かされてました。
ゆりちゃんは昼間も眠らなくて
お母さんも寝不足でノイローゼになって
夜になるのが怖くて
おかしくなりそうだったと。
それを何百回と聞いていた私に
強烈にインプットされたのは
子ども＝大変
子どもは大変だぞ〜
子育ては大変だそ〜
子どもは大変だぞ〜
大変だぞ〜大変だぞ〜大変だぞ〜
お母さんに呪いをかけられました。
だから、大人になって結婚願望はあっても
子どもを欲しいと思ったことは
一度もありませんでした。
妊娠して大きくなっていくお腹も
冷静に見ていました
愛おしい、早く会いたいって感覚も
正直、全くなくて。
生まれたら大変な日常が待ってるぞ。
眠れない日々。
自由に動けない。
きっと外食もできないんだ！
思えば、自分の赤ちゃんと会えるのを
全然楽しみにしてないんです！
他人と接するとき
赤ちゃん楽しみ〜な雰囲気は出してるけど
私の心の中はずっと冷静でした。
生まれた時も
「生まれてくれてありがとう！」
じゃなく
「ほぉ、この子かぁ〜」って感じ！
（長男の出産は苦しみと共に。）
でも、それがとても良かったんです！！
呪いをかけられて良かったんです！！
子どもが生まれてくることに
夢も希望も憧れも何もなくて
生まれてきたら一緒にしたいことも何もなくて！
だから、
実際生まれてきた時の
ギャップに苦しまずにいられました
期待値ゼロ！
最高！！
寝不足になることは分かっていた
体がキツくなることも分かっていた
行動が制限されることも
余裕がなくなることも！
大変なことが起こる覚悟ができていたから！！
たまに、
子どもを産んだらゴールだと思ってたという方がいますが
それだと心構えができてなくて
辛いだろう
産後うつにもなるだろう
死にたくもなるだろう
そりゃそうだろう。。
実際に生まれた子どもたちはとても可愛くて
自分がこんな感覚になるとは思ってないほど！
日常は
大変さと可愛さの無限ループですが！笑
それが良いっ！！
一時期、お母さんには
赤ちゃんが産まれるのが楽しみになる話を
私に聞かせて欲しかったと思ったこともありましたが
いいえ。
赤ちゃんの現実を教え続けてくれてありがとう。
夢も希望もなくて良かった。
子どもの可愛さは教えてもらわなくても
自然と感じられるから。
今になって
お母さんの呪いに感謝なんです。
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