鳥が道を示してくれる時がある。
鳥が思いを確認させてくれる時がある。

それは、2000年、
ヨーロッパとアフリカをバックパッカーで旅していた時に始まった。

ポルトガル、西の果てのロカ岬に一人立った時、
沢山の白い鳥たちが舞っていたのが、
群れをなして岬から離れた場所へ移動していった。

それを眺めながら、亡くなった祖母が、「鳥になりたい。」と
言っていたと父から聞いたのを思い出した。

私は、本気半分、お試し気分半分で、
"おばあちゃん、鳥になって自由に空を飛んでますか、
私達を見守ってくれてますか。
もしそうなら、教えて下さい。"
と目をつぶって祈った。

少しして目を開けて10秒程経った時、
群れて飛んでいったのと同じ種類の一羽の鳥が
どこからかやってきて、
すーっと廻旋して私の目の前を横切った。
それはまるで私の祈りに応えてくれたかのような仕草だった。

"ああ、分かりました。
おばあちゃん、ありがとう。"
鳥と祈りとの繋がりを
私は興奮しつつも、とても自然なものに感じた。

時は流れ、
フロリダにて、アバターのウイザードコースに参加していた時の事。
芝生に寝転がりながら
"この人が私の結婚するパートナーなのでしょうか。
もし、そうなら、天よ、教えて下さい。"
と祈って目を開けてから数秒。

青空に、
2羽の鳥(鷲だと思う)が、
はるか上空にすーっと現れ、
私の視界の真ん中でゆるやかに一回転、輪を描いた。
そして来たのと反対側へ、ゆっくりと飛んでいった。

"分かりました。ありがとうございます。"
私は、自分の思いを鳥達からのサインで確信。
彼らが現れてくれたのは、
私にとって穏やかかつドラマチックだった。

オーストラリアでは、
鳥に加え、蝶も各々の思いに応じてサインを示してくれている。

私が感じている事に呼応して
庭や道路に蝶が1羽、2羽、舞うように感じる事がよくある。

最近、
気持ちが落ち込む出来事が重なった。
八方塞のように感じた数週間。
出会うのは一羽で舞う蝶、一羽で飛ぶ鳥。
「自立して。」と言われてる感じがした。

そしてある時、
出来事に関わる人達の幸せをシンプルに祈ってみた。

祈りの後の家路にて、ふと、
"ああ、テーマは『家族』だ。
今は、特に家族に尽くす時なんだ。"と腑に落ちた。

その瞬間、青空に2羽の白い鳥が現れ、
気持ち良さそうに
少し離れたり近付いたりしながら飛んでいった。

私の思いに「そうだよ。」と
言ってくれているような気がして、
心が軽くなった。

その後、
瞑想している時に、
祖父母のイメージがわいてきた時、
窓から突然飛び込んできた虫がいた。
普段、そう見ない虫。
その虫のスピリチュアルな意味を調べると
「先祖の守り」だった。


自分の受け取り方次第なんだけれど…

鳥や蝶や虫。
いろんなメッセージを送ってくれ、
確認させてくれてる感じがする。


~皆さんは、こんな感じ、感じたことありますか? 



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