追記(7/29):あまりに気に入らなかったので少し手直ししました…|ω・)


夏休みブログ第1弾です☆

 

今回は去年実写が公開された大人気作品「鋼の錬金術師」というアニメについての個人的感想です。(原作は漫画ですが今回はアニメのみの紹介です。機会があれば原作もぜひ読んでみて下さい!)

完結したのはかなり前で紹介記事もネットでたくさんありますが、つい書きたくなったので書くことにしました。


 

〜まずはあらすじ〜
 物質の構成や形を変えたり科学反応を起こせる力(水から酸素と水素、鉄から槍などの武器を作れる)である「錬金術」に長ける兄弟、エドワード(通称エド)とアルフォンス(通称アル)の2人は病で亡くなった母親を錬金術における最大の禁忌「人体練成」で蘇らせようとしました。
 しかし、錬成は失敗しエドは左脚、アルは身体そのものを失ってしまいます。
 
 エドはアルまでも失うことを恐れ、自身の右腕を代価として家にあった鎧にアルの魂を定着させることに成功しました。
 多くを失った2人は元の身体に戻るために、錬金術を増幅させることができるとされる「賢者の石」を求めて旅に出ることになります。

その後、2人は旅の中でさまざまな試練に立ち向かいながらもとある陰謀に巻き込まれることになります。
 
<詳しいストーリーはネットにいっぱいあるのでググッてくださいm(_ _)m>
 
 

─ということで本題です。
 
この作品は2度アニメ化されています。けれども、この2つのアニメは続き物ではない全く別物の作品です。(途中までは上記のあらすじ通りでほぼ同じ展開です。)


 
・「鋼の錬金術師」
※この記事では無印と呼称することにします
 まず1度目のアニメは2003年。当時原作は連載初期で完結のめどが立っていなかったために始めから原作と異なる設定・展開が多く、アニメ独自に完結させました。全体的にかなりダークで多くのキャラが原作より悲惨な末路を辿っており、賛否両論が多い作品です。

私は先に原作を読み終わってしまっていたので
キャラやストーリーの違いがどうしても受け入れがたいところもありましたがほぼアニメオリジナルのストーリーであるにも関わらずこれはこれでいい雰囲気があって面白かったです。
暗い展開が好きな人はこっちの方がいいかもしれません。

続編として劇場版もあります。


「鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST」
※略してFAです
2度目のアニメ化は2009年。
前作と差別化のためかfullmetal alchemistと副題がつけられていたり序盤のエピソードが一部端折られていますが、原作が終盤に突入してからのアニメ化ということもありほぼ原作通りです。
無印と製作会社は同じで声優は前作から一部変更されています。

 ギャグが多いので少年漫画好きにはかなりおすすめです。無印よりは比較的明るめですがそれでも少し暗い展開もあります。
 女性のカッコいいキャラが多く、個人的にはどのキャラもすごく憧れです。もちろん男性キャラもカッコいいです!
 原作からカットされたシーンが多いのでちょっと残念に思うところもありましたが、終盤の盛り上がりとかっこよさは超最高でした!


 FA完結後に映画が公開されていますが、こちらは作画が全く異なるのでFAの劇場版とは全然言えない作品です。これはアニメを観終わった後よりも2クール目(原作でも半ばくらい)の時に観るのがおすすめです。



<両方のポイント>
雰囲気は違えど、どちらの作品も作画が超スゴイところがポイントです!戦闘シーンはかなりの見所です。また、主題歌も個人的にかなりお気に入りです(^O^)

あと、「世間的に有名なったある名言」を言うと「あるキャラ」(一応ネタバレ防止で伏せます)が、同じ声優さんでありながら語り口が全く違うといったシーンもあるのでこういうところを比較できるのも二度アニメ化している作品ならではの面白いところです。




<余談>
しかし無印・FAのどちらがいいかという論争が未だに絶えず、この前はabemaTVで2つとも放送されましたがコメント欄ではやはり争いが起きていました。

私の場合はさっきの記事のように圧倒的に原作・FA派です(^_^;)
だからと言って無印が完全に嫌いというわけでも無く、無印の方が好きという人がいてもいいんじゃないかなと思っています。

けれども原作である漫画がなければどちらのアニメも生まれていないということを心に留めておいて欲しいなと私は思っています…。

とりあえず未見の方はひとまずこういう2つのアニメがあるということを知っておいて下さいm(_ _)m




ではまた次回(^-^)/