父の納骨に京都に
行きました

お骨のマンションみたい

父の納骨に来て
おばあちゃんの遺骨にも
会いました

遺骨には正直何も感じず
ただの枯れ木のような感じですが

流石に納骨された
マンションみたいなところは
微妙な感じでした

実家の近所の方々、約30名と
一緒でしたが
あと10年もしたら
みんなあの中かしら?と
思うほど


途中説法をはさみ
お経をあげました


説法の内容は
ホームレスの話
ボランティアで炊き出しをして
いなり寿司を配ったらしいのです


その中の1人が
12月に亡くなった
最期は病院で
息を引き取られたのだけど
最期の言葉が
「いなり寿司がもう一回食べたい」
だったそうで
最後の最後に
誰かを思って亡くなるのではない
ということが切ない…


ホームレスのように
身寄りがない場合は
骨は残さず灰にしてしまうらしいのです
そして
名前だけが
ポツンと書かれて残るそうです


一緒にいなり寿司を
食べたホームレス仲間は
その話をしてから
一つ余分にもらって
その人のためにお供えしたと
言われていました


思い出してくれる人もおらず
思い出す人もいない
縁があってこの世に産まれたのに
なんとも
悲しい修行です


家族を持たない選択も
ありだと思うけど
血を超えた縁を繋いでいく事も
大切だと思います