聴く耳育成メソッド -42ページ目

ヴァイオリンとクラリネットとピアノのための組曲/ミヨー

ヴァイオリンとクラリネット、ピアノのための曲はかなりレパートリーが限られます。

ミヨーの組曲、ハチャトリアンの三重奏曲、バルトークのコントラスツ。あとはストラヴィンスキーの兵士の物語を組曲にアレンジしたものもありますが、パッと思いつくのはこんなところ。


数少ないアンサンブルのレパートリ―ですが、その中から今週末にミヨーの作品を演奏します。


ミヨーは近代フランスの作曲家でサックスのための「スカラムーシュ」なんて有名ですよね。

スカラムーシュはブラジルの楽天的な雰囲気がとてもよく表現されていて開放的でリゾートに来たような気分になる明るい作品です。ミヨー自身は南仏プロバンスの冬でも割と温かい地方の出身でもあるし、訪れたブラジルの雰囲気が肌に合ったのでしょうね。


今回演奏するは「荷物を持たない旅行者」という戯曲の中から抜粋の組曲ですが、この組曲もすごく明るくて軽やか。リハーサルをしたらそのままピクニック・・な雰囲気です。

クラリネットとヴァイオリンがやったフレーズをそっくりピアノが真似したり、ヴァイオリンとクラリネットのパートがそっくり入れ替わったり、演奏しながら何だか遊んでいるような気分になるのです。


爽やかに勢いよく通りすぎる第一楽章、午後のまどろみのような第二楽章も良いのですが、第三楽章ではピアノはお休み、クラリネットとヴァイオリンのジプシー風なアンサンブルも緩急があってドキドキするけど気持ちいい!第四楽章は少し重厚に始まるものの、6/8のタランテラで軽快に進み、やがて夕暮れの静けさが訪れたように少し寂しげに締めくくる。そんな作品です。


日曜日の野外コンサートにまさにぴったりだなと思うのです。

無料イベントで、小さなお子様も大歓迎です。よかったら見に来てくださいね。


AKOバイオイン教室オータムコンサート
ヴァイオリン奏者の安藤亜子さんが主宰する「AKOバイオリン教室」のイベントです。ヴァイオリンを含むアンサンブルで様々な曲を取り上げますが、私はヴァイオリン、クラリネット、ピアノのトリオでミヨーの作品を演奏します。

●日時
2013年9月29日(日)
13時~、15時~(2回公演)

●会場
ワカバウォーク 野外ステージ

●出演
ヴァイオリン/安藤亜子 フルート/草薙友妃子 クラリネット/有吉尚子 クラリネット/秋山誠志郎 ピアノ/冨塚悦子

●料金
無料(整理券等ありません。ご自由にどうぞ)

●アクセス
東武東上線「若葉駅」より徒歩1分

クラリネット吹いてみようvol.1

押し入れに昔使ってたクラリネットが・・なんてことありませんか?初めてでも久しぶりでも思い切って吹いてみたら楽しいですよ!


これからクラリネットやその他楽器についてのワンポイント・アドバイスやQ&Aなんかも書いていきたいなと思ってます。


今回はクラリネットの組み立て方についてです。

クラリネットは大体どのメーカーでも刻印が正面に来るようにすると良いと思います。

まず一番下のベルを持って、下管とつなげます。このときに下管のキーを曲げてしまわないように注意してくださいね!
キーにはそれに対応して押すと開く(または閉じる)タンポが必ずあります。
キーを押すと開くタンポは、キーとタンポ部分を同時に押さえると曲がってしまいます。
最初はどれがどこに繋がってるのか良く良く観察しながら組み立ててみてください(^v^)


下管の次は上管です。これは左手中指のリングキーを押さえながら接続してください。
ジョイント部分で上管と下管のキーが重なるように。左手中指のリングキーを押さえないで接続しようとするとキー同士がぶつかって曲がってしまいます。気をつけましょうね。
重なるキーは大体真ん中・・・ではなく寸分の狂いもなく真ん中に合わせます。
そうしないと連結したタンポのふさがりが悪く音が出なかったりリードミスが出やすくなったりします。


次はタルです。これはなんとなく刻印が正面に来る感じで。


最後はマウスピース。
マウスピースはリードをつける平らな面が上管の一番高いところまで伸びてるキー(レジスターキー)とまっすぐになるようにします。
そうすると構えたときに、身体に対して無理なくまっすぐ構えられます。


なんだか文章にするとややこしいようですが、そんなに難しいことはありません。

レッスンでは楽器の組み立て方からわかりやすく説明しますので、気になったら一回限りでもお気軽にいらしてくださいね。


次回はマウスピースのセッティングについて書こうと思ってます。お楽しみにー♪

かくれんぼライヴ

いまライヴ終わって終電での帰り道です。

今回は1時間ごとのステージだったのでお客様の入れ替わりがなかった場合の予備に2パターンのプログラムを用意していきました。

でも!甘かった!中には4回通して聴いてくださった方も。

と、いうことで4回目のステージはピアノの後ろに隠れてる楽譜棚から曲を探しつつ、初見!全部読み替え!

私が楽譜を探す間ピアノのまきちゃんが即興で戦場のメリークリスマスやエリーゼのためになど色々弾いてくれて、曲が見つかったらお互い楽譜を落ちないように押さえたりしながら…。

ステージとしてはちょっとバタバタでしたが、お客様もみなさん「この曲がいいなー」とか私のどっちがいいですか?なんて問いかけに応えてくれたり、あたたかく聴いてくださって楽しかったです(≧∇≦)

来てくださったみなさん、最高ピアニストのまきちゃん、ありがとうございました♪♪♪


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ヴォカリーズ

ラフマニノフのヴォカリーズ、どこかで聴いたことがあると思います。

ヴォカリーズというのは歌詞のない歌のことなんです。歌詞が無いのにうた?不思議ですが、日本で有名なのはドラマ「北の国から」のテーマ音楽!あーあーあああああーあーっていうあれ。そう、歌詞がないので母音だけで歌うのです。

ラフマニノフは歌曲もたくさん書いたのですがロシア人ですからロシア語です。ロシア語って英語やフランス語、ドイツ語ほどは話せる人口がいませんね。

このヴォカリーズは絡み合った旋律の美しさに加えてロシア語に制約を受けず演奏鑑賞できるってことから、こんなに世界中に広まったとも言われてます。

今日のライヴでも演奏しますよー♪


●日時

2013年9月21日(土)

20時~、21時~、22時~、23時~(各回30分)


●出演

クラリネット/有吉尚子 ピアノ/工藤真希子


●料金

テーブルチャージ+¥1,000
ミュージックチャージ+¥1,500


●アクセス

日比谷線「人形町駅」A1より徒歩30秒
浅草線「人形町駅」A3より徒歩90秒
半蔵門線「水天宮前駅」7より徒歩90秒


●ご予約・お問い合わせ

PIANO`S BAR KAKURENBO


●ホームページ
http://www1.adachi.ne.jp/kaku232/index.html




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横浜ベイ・オーケストラ

横浜ベイ・オーケストラの公演来てくれたみなさんありがとうございました。

本番ではやはりみんな集中力がすごかったし、とっても楽しい演奏会になりました!普段室内楽が多くて吹奏楽でバスクラを吹くのは久しぶりでしたが、コントラバスやチューバ、ファゴット、バリトンサックスなど低音仲間とのアンサンブルの魅力にハマりそう。

私は前半の吹奏楽ステージだけだったので後半のオーケストラステージは客席で聴きましたが、すごい迫力で引き込まれる演奏で、リハも聴いたけどまた違ってすてきでした。弦楽器いーなー。生まれ変わったらチェロやりたい(*´ー`*)

かるーく打ち上げて、いま帰り道です。

来てくれたみなさん、共演者のみなさん、ありがとうございました(*^^*)

オケリハの風景。


吹奏楽ステージ後のクラリネットメンバー。




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