画像は、6年前の「千弁蓮」です。
(名前の由来は、千枚の花弁があるというところから)
強風で倒れてしまった「千弁蓮」を、池からすくい上げたものです。
このまま枯れるのであれば、本当に千枚の花弁があるのか確かめようと、半分にカットした時の画像です。
(文化財を傷つけたと勘違いされないように、お断りしておきます)
蓮花の香りは、
ずっとずっと顔をうずめていたい、至福の香りでした。
バラやジャスミンをずっと嗅いでいたら酔ってしまうでしょう。
けれど蓮花は、
楚々として、
自己主張がなく、
爽やかな甘さがあり、
気品もあって、
安らぎをもたらせてくれる香り。。。
この香りには、咲いてしまったら出会えないのです。
何度か、咲きかけの蓮花で試したけれど、出会っていません。
溶剤抽出や超臨界抽出の精油を嗅いだことがありますが、
・・・・・違うんだなあ。
踏み込めない世界の香りなのかもしれません。
(お釈迦様の鎮座される花ですもんね)