時期外れですが、紅葉のメカニズムの話 |   Aroma & Medical Herb 香草塾

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すっかり冬に突入と思われる寒さですが、
時々、紅葉が残っている場所を見つけたりします。
こんなにきれいな場所があったという発見に喜んだり、
もっと早いうちに気が付けばもっときれいだったのに・・と悔やんだり。
 
落ちてしまった葉ですら鮮やかな赤の「花の木」というカエデ科の樹木です。↓
カエデ科は紅葉の王様ですね(^^♪
これだけ赤いのはアントシアニン色素が豊富なんでしょうね(^^♪

 
緑と赤と空の青。
 
見事にすっかり葉の落ちたところもあります。
一枚だけ残って風に吹かれている健気な葉っぱです、こんな風景にとても惹かれます。
落ち込んでいる時など、元気が貰えますね。
 
樹木は、葉っぱの光合成で栄養を作っています。
冬になると光合成も少なくなるので、樹木本体に栄養を溜めこむために葉を落とそうとします。
その落とす過程で、葉は黄色や赤に変化していくのです。
まず、葉緑素(クロロフィル)が減るので、黄色が目だってきます。
それが黄葉。
そしていよいよクロロフィルがなくなり、黄色よりも赤が目立つようになるそうです。
それが紅葉。
面白いですね。
植物ってホントすごい。
ちなみに黄色はカロテノイド色素、赤はアントシアニン色素です。
ということは、黄色の葉は脂溶性、赤の葉は水溶性です。
 
イチョウの葉っぱをオイルに浸けると黄色のインフィーズドオイルができるのだろうか?
など、想像しながらウォーキング。
 
常緑樹は、なぜいつも緑色?
それも植物の不思議ですね、おかげでこんなきれいな写真が撮れました。