Sonyの本気?Xperiaのフラグシップモデルが2013年初頭のCESかMWCで発表される?! | Draft life with blog

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久しぶりにXperiaの話題です 音譜

UnofficialだけどOfficial siteよりもためになるXperia Blogから、面白い話題を取り上げてみます

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Sony: Flagship Xperia on the way to compete with iPhone and Galaxy S III

Sony Mobile is confident in regaining lost ground in the smartphone wars and feels bullish about its upcoming models. “We will create in the near future a flagship model that can compete with Apple’s iPhone and Samsung’s Galaxy S III,” says Dennis van Schie, CVP Sales & Marketing at Sony Mobile Communications speaking to Financial Times Deutschland.

スギちゃん 「ソニモバは近いうちにAppleのiPhone5や、SamsungのGalaxy S IIIと争えるようなフラグシップモデルを発表するぜぇ。結果スマートフォンシェアで確固たる地位もゲットするぜぇ。」

とソニモバのセールス&マーケティング部のDennis van Schieとか言うおっさんがFinancial Times Deutschlandという経済系サイトで吠えています
このサイトによると、フラッグシップモデルは2013年1初頭にバルセロナで開催されるMobile World Congress(MWC)か、ラスベガスで開催されるCESで明らかにされるようです
でもフラグシップと言いつつもハードウェア的に凄い機能が入るとは報告されておらず、強力なコンテンツの統合が重要なテーマとなるとしています。その前段階として、2012年末までに全てのソニー音楽·映像コンテンツは、さまざまなメディア装置間で相互利用ができるようになるようです

更にDennisによると、ソニモバは今後あまりタブレットには注力しないらしいです
市場もあまり大きくないようで、売っても金にならないことが原因のようですね

<中略>
Dennis van Schie also confirmed that they are keeping an eye on Windows Phone, although the main focus is on Android right now. “We have a good relationship with Microsoft and we are watching the development of Windows Phone closely. If it succeeds, we will not be caught off guard”.

でもってこのおっさん、Androidタブレットの分野に触手を伸ばすよりもWindows Phoneの方が興味がわくようで

スギちゃん 「マイクロソフトとはマブダチだぜぇ。Windows Phone?開発なら間近で見てるぜぇ。そいつが突然ソニモバから出てきたって俺はビビらねえぜぇ。」

まあ、Xperia Blogの記事としてはこんな感じです

情報源となっているFinancial Times Deutschlandのオリジナル記事によれば、Xperiaを含むソニモバの世界シェア順位は10位にも入っていません。そのソニモバが、来年AppleやSamsungに対抗する出すフラグシップを発表すると豪語するのですから、さぞかしハードウェア、ソフトウェア、コンテンツサービス全てに関して素晴らしい表品なんだろうと期待しちゃいますよね
Dennisとかいうおっさんが暴露する情報の中で問題なのはこの一文です

Stronger content integration will be a key theme during 2013.

どこかの社長がしきりに言う「One Sony」に基づく付加価値作りなんでしょうけど、これで得られるXperiaユーザーへの特別な機能とは何でしょう?

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ただし、囲い込みも間違ったやり方をすると全てのスマートフォンユーザーから総スカンを食らうことになります
他社機の組み合わせでも、サービスで受けることのできる恩恵は最低限1+1=2でなければなりません
ただ、Sony製品同士であれば、必ず1+1=2以上になる仕組み、これをどう定義するかが問題なのです

でも私個人としては、こんな謳い文句でSony製品を買いたいなとは思いません
少なくともスマートフォンであるXperiaにとって”Stronger content integration”なんて付加価値の一部に過ぎないからです
こんな子供だましの付加価値ごときで、iPhone5やGalaxy S IIIを筆頭としたライバルメーカーに勝てると本気で思っているのだとすると、ここの経営者はSharp、Panasonic同様無能ですね

多くのユーザーを満足させられるスマートフォンとは?

<ハードウェア関連> XPERIA TimeScape
アメーバ 安定した通信が行えるRF機能(アンテナ感度)
アメーバ 多機能な動作を安定的に実行できるSoC構成(CPU性能、Memory容量)
アメーバ 見やすい液晶画面(液晶サイズ)
アメーバ 実使用状態での電池持ち時間と本体の発熱状態
アメーバ 本体のサイズと外観的デザイン
アメーバ その他カメラ(画素数)、GPS、センサー系機能

<ソフトウェア関連> Angry birds
アメーバ Android OSのカスタマイズによる使い易さ(User Interfaceのデザイン)
アメーバ 各社自製アプリの安定性と使い易さ
アメーバ 消費電力の少ないアプリ設計

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世界のスマートフォン業界において2大メーカーであるSamsungは、他のメーカーよりも早く先駆的SoCを取り入れMemory容量を増やし・・・と、ハードウェア関連を極めるべく突き進んでいます
同時に最近では、消費電流観点でカスタマイズの難しいAndroid OSを効果的にリファインし、積極的に使い勝手向上に努めています

Appleはご存知の通りもとはMAC OS開発メーカーであり、その使い易さは確実にWindowsより上です
だからそこ彼らは、iPhoneにも革新的なデザインのUser Interfaceを持たせて世界にイノベーションを起こすことができたと考えます。その後も自製のソフトウェアとそれらを用いたサービスを武器に他社にない驚きを生み続け、その存在は今なお他のスマートフォンメーカーを圧倒しています。加えて、iPhoneはその外観デザインにも多くの人を虜にする魅力があります

間違ってもiPhoneより使いやすいUser Interfaceなんて言えず、お世辞にもGalaxyより先を行くハードウェアなんて言えないXperia
日本国内ですら富士通、Sharpに先を行かれているような・・・
そのXperiaが来年2013年初頭に、世界に向けて大きな変化を遂げようとしているって事でしょうか?
いずれにせよ、Dennis van Schieとかいうおっさんが嘘つきかどうかはもうすぐわかります