トランス脂肪酸。
ご存知の方も多いと思いますが、マーガリンやショートニングに含まれている不飽和脂肪酸のことです。
自然界にもわずかに存在します。例えば、反すう動物の胃の中で生成することが知られていて、これらの動物の脂質中にも存在します。
本日の長崎新聞にて、、、
米食品医薬品局は、トランス脂肪酸の食品への使用を禁止するようです。
アメリカでは、2006年に食品中の含有量表示を義務化。
ニューヨーク市やカリフォルニア州は飲食店での使用を禁止しているほか、マクドナルドやケンタッキー・フライド・チキンなども全米規模で使用中止を表明したよう。
トランス脂肪酸のことをまさに調べていた最中だったので、おぉ!と食いついてしまいました。
トランス脂肪酸はLDL(低密度リポタンパク質)コレステロールを増加させ、HDL(高密度リポタンパク質)コレステロールを減少させることから、動脈硬化や心筋梗塞との関係が懸念されています。
ドイツやオランダ、デンマークでも販売が禁止されていたり規制されています。
狂った脂肪酸と呼ばれ、毒物扱いをされているとか。
日本では、トランス脂肪酸は多くの食品に含まれています。菓子やフライドポテト、サクサクした揚げ物…
農林水産省のホームページを見ると、トランス脂肪酸の危険性について分かりやすく書いています。
日本人は諸外国より摂取量が少ないため、日本での規制や表示義務はありません。
チキンもポテトもサクサクしたお菓子も好きな私はトランス脂肪酸を摂り過ぎているのかも。
マーガリンなどはねずみやゴキブリも食べないそうですが。。