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ご覧いただきありがとうございます
ソムリエ試験合格アドバイザーともです
このブログでは、ソムリエ試験、ワインエキスパート試験を受験される方にむけて、
最新のソムリエ教本の中から、出題頻度の高い箇所や、理解が難しい箇所について、要点をまとめて解説しています
本日は、ソムリエ教本のワイン概論の中から
「ワインの香り・臭い成分」について見ていきたいと思います。
今回の内容は試験的でもありますが、とても実用的でもあるので、
しっかり理解しておきましょう
本題に入る前に、ちょこっと、においの表現について、簡単に理解をしておきたいと思います。※これは試験とは関係ないです。
においの表現にはいくつかります。
におい
匂い
臭い
香り
以上の違い、あなたは分かりますか
におい…快・不快の両方を総括
匂い…快・不快の両方を総括 / どちらかというと快の意味を示す。大和言葉
臭い…不快(くさい)
香り…快
このような意味合いを持っています。
以上を踏まえた上で、本題、ソムリエ教本に載っている「ワインの香り・臭い成分」を確認していきたいと思います
《ブドウ由来の香り成分》
①ロタンドン
胡椒の香り
ロタンドンは、南オーストラリア州のAWRI(オーストラリア・ワイン・リサーチ・インスティチュート)が世界に先駆けて特定したものです。
赤ワインのシラーに含まれると言われ、とくに冷涼な産地のシラーからは顕著に感じられます。
②フラオネール
イチゴの香り
赤ワインのマスカット・ベーリーAなどに多く含まれています。
③チオール化合物
グレープフルーツ、パッションフルーツ、猫尿などの香り
白ワインのソーヴィニヨン・ブラン、甲州にこの香りが含まれると言われています。
④テルペン類
ゲラニオール
バラなどにも含まれている成分で、ワインでは、
ゲヴェルツ・トラミネールに含まれると言われています。
リナオール
リナロールは、フローラルな印象の香り成分で、
リースリングやマスカットなどに含まれています。
⑤IBMP(イソブチル・メトキシ・ピラジン)
青臭く、ピーマンを連想させる香気成分で、「ピラジン香」などとも呼ばれます。
まさに青っぽい感じ!!
ブドウが熟す前の比較的若いカベルネ・ソーヴィニヨンなどから感じることができます。
個人的には、チリのカベルネなどに多く感じられるように思います。
《微生物由来の香り成分》
⑥馬小屋臭
「馬の汗」の意。
ブドウに含まれる成分を酵母が変換することで生じ、赤ワインの発酵途中や樽やタンクでの貯蔵中に生じることがあります。
フランスではフェノレ、ブレットなどと呼ばれています。
⑦コルク臭
ワインのコルクに含まれるトリクロロアニゾール(TCA)によるワインの劣化から生じることがあります。ブショネなどとも呼ばれますね。
現在、コルク臭の発生率は2〜3%ほどと言われています。
コルクを使用しないことが一番の予防・対策になりますが、
ニュージーランドでは、現在99%以上のワインがスクリューキャップ栓を使用しています。
最後の⑥と⑦は臭でしたね。
ぜひ、今回の内容を、においの表現も含めて、周りのお友達や家族にシェアしてみてください
アウトプットが最高のインプットになりますし、さらに、
「お、すげー、詳しい」って思われますよ
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