ヨウソロ
arttic column
July1,2020 vol.30
「最も大切な考え方」
『主体的であること』
これは人々の人生を幸福に導くために、スティーブン・R・コヴィー博士が成功者に関する約200年分の文献を緻密に調査・分析し、人としての考え方や在り方の原理原則を提唱した、世界的な名著「7つの習慣」に書かれている第1の習慣です。
成功を掴む・幸せな人生を送るためにまず必要な思考は『主体的であること』と定義されています。
主体的であるとは、自分の人生に対して自ら選択し自ら責任を取るという意味であり、全ての責任のベクトルを自身に向ける事です。
反対に主体的ではない人とは、
仕事のミスは上司や同僚の責任。
自分の問題は親や教師の責任。
自分ができないことは育ちや過去の経験の責任。
自己中心的な性格は血液型のせいといったように、他人や環境に責任転嫁してしまう人をいいます。
しかし、いつだって自分の行動の最終決定は紛れもなく自分自身です。
他人や環境のせいにすれば気持ちが楽になることもあるでしょう。
ですが、責任のベクトルを自身に向け、工夫改善を繰り返さなければ問題は解決出来ないまま、成長は止まってしまいます。
それでは幸せな人生は中々訪れないのではないでしょうか。
とは言っても、日々悩みや問題は中々簡単には尽きないものです。
世界的に有名な心理学者であるアドラーは「全ての悩みは対人関係」と定義しております。
相手に伝わらない、想ってもらえない、理解してもらえないなど、悩みの根底のベクトルは他人になっています。
しかしたった1つマインドセットを変えるだけで悩みはクリアになります。
それは、『自分のやり方が変われば、相手も変わる』ということです。
つまりは「主体的である」ということです。
相手を変えたいのであれば、自分が変わることが大切です。
現状としてあまり望ましくない人間関係、職場環境、恋人との仲。
人はうまくいっていない時ほど周囲の刺激にものすごく反応をしてしまいがちです。
しかし周りの反応に振り回されるのではなく、事実はしっかりと認め、自覚するということがとても大切なことだと私は思っています。
想い返すとartticも紆余曲折ありながらもそう言ったマインドセットで成長をし続けてきたのではないかと思います。
上手くいったら窓の外を見て、失敗をしたら鏡を見る。
ジム・コリンズ著 ビジョナリーカンパニー
成功を収めた時は窓の外を見て、他人の恩恵で成功した要因を見つける。
失敗をした時は鏡を見て、自分に責任があると考える。
という思考です。
来月から営業時間を大幅に短縮するなど、artticの働き方は大きく変わり、内心ドキドキですが、変わることを恐れず率先模範で先ずは「会社から変わる」を実践していきたいと思っております。
ありがとうございました。