渡豪6ヶ月、片手で溢れるくらいの仕事を経験したのち、今Uberデリバリーの仕事で落ち着こうとしています。

Uberやってる間での困りごとや単価、鳴りの良さは関東で稼働してらっしゃる方のを参考にしていて、

やはり関東とメルボルンではすごい違うところが多いと思ったので、まとめたいと思います。

 

0.前提

ノーマル自転車で配達しています。メジャーなのは電動自転車(E-bike)です。見かける人の9割以上これに乗っています。

メルボルンでは自転車を持って電車に乗ることが可能(トラムやバスは不可)で、私は郊外に住んでいるので、

自転車を持って鳴りがいいCBD(シティ)まで1度行きましたが、

・自転車を盗もうとする人や実際部品が盗まれてしまいあまりいい思いしなかった

・電車に大荷物を持って乗るのが意外とストレスだった

・稼いだ少ないお金が電車賃に消えてしまうのが悔しくて(ちなみに今はZoon1、シティ&その近郊を挟む場合片道2時間まで5ドル、往復で10ドルかかります)

上記が主な理由で、シティ近郊での配達はちょっと諦め気味です。

 

また、今オーストラリアには学生含む海外からの滞在者が去年までの7倍いるとされていて、

私の周りも仕事探しを諦めてUberデリバリー専門の人も多くいます。

配達しているとものすごい量の配達員さんに出会います。

ちなみに人が多いからと言って仕事がないわけではなくて、

私自身、えっさこらと仕事探しして求人してないところにもレジュメを落としてやっと掴んだ面接やトライアル(体験入店みたいな)もボロクソ言われてその後の進展が無かったり、雇われても使えないと解雇されたりで帰国する元気も無くなってしまったので、デリバリーを始めた次第です。このあたり平気であれば全然生きていけます。

 

 

1.単価が高い

私がみてる関東の情報が古いかもしれないのですが、日本はスリコといって1配達300円で配達している人が結構いる印象でした。

ですが、さすが物価も違う地ということもあり、こちらでのスリコは5ドルです。

私はノーマル自転車、しかもサドルが硬くてお尻が常に痛く、2キロ以上は拾っていないので、常に5ドルです.....

たまに、時間帯なのか?地域差なのか?ちょっと単価が高い時もあります。それでも7ドルくらいが平均です。

後述しますが、2キロだと時給換算すれば1時間で20ドルくらいこなせる距離にではありますが、鳴りがよくないので1時間最高17ドル程度です。

 

2.シミがない

東京のをみていると赤シミとか青シミとか言っているのをよく聞いたのですが、こっちにはオレンジのシミしかありません。

オレンジは青の下?なんなのかわかっていないのですが、とりあえず注文多いよエリアだと把握しています。

 

3.坂がしんどい

わかっていたことですが、今まで電車やトラムを使うことが多かったので、「ここにも坂があったのか!」となることが多いです。

思うだけで済むなら問題ないのですがそこをノーマル自転車で越えないといけないんですよね。

最近よく行く稼働場所までは自転車で数キロ行くのですが、その間も何回かアップダウンがありしんどいです。

 

4.数珠らない、ダブル配達が来ない

これはもうシステム的にそういうものな感じがしています。1度だけ数珠ったのですが、かなりの長距離だったので断りました。

スタバで受け取り、ドロップした後また同じスタバを経由して繁華街へ向かう途中、またスタバで鳴り、

1度目のピックアップの時に見た商品を配達するということもありました。

配達員が多いからっていうのもあるかもしれません。

また、繁華街と住宅街の区切りが結構はっきりしていて、住宅街にぽつんとUber加盟店がある、みたいなことは無いので、

配達先に行った先が加盟店から離れていて鳴らないのだと思っています。

 

5.商品の型崩れを気にしない

気にされる方もいらっしゃると思うのですが、文句を言われたことはまだないです。

ラーメンを配達中倒してしまったのですが、汁は垂れていなかったのでそのままお渡ししても特に評価に影響はありませんでした。

ただ倒さないよう努力するのは必要と思いますけど💦

今ちょうど、日本ではデリバリーで寿司を素手で手直しして配達してしまった事案が問題となっていますが、そんなことしなくてもこっちの人は気にされないです。

また、驚いたのは、日本ではあったかいものと冷たいもので別で梱包されているので別でバックに入れてお渡しが当たり前かもしれないのですが、

直近であった事例で、6点注文されていて、あったかい料理とそのうち1点が冷たい飲み物でした。

冷たいのだけ別でもらうと思っていたら、全部が同じ袋にきゅうきゅうに詰められていて、すでに冷たいものを気にしなくて良さそうでした。

 

6.配達先が明確

日本だと住所をわかっててもそこから家までは完全に特定できないですよね。

こちらは住所が道と数字、地域名で成り立っていて、なんなら全ての道に名前がついていて、

なので、道まで行って、数字も連番(片側が奇数、反対が偶数)で家が並んでいるので、近い数字まで見つけてしまえばほとんど迷うことがないです。

 

ただ最近は夜稼働することが多いのですが、暗い中だとわかりづらくて迷うことはあります💦

最近配達先に置き配で自信がない時は、置き配した後に「家の外に注文品があるか確認してください」、と連絡するようにしています。

どうやらそのメッセージを見た後に間違ってた場合は私の方で対処できないようなのですが、一応の配慮ということで。

 

7.お客様が待ち侘びすぎている

郊外で配達を始めるまでは結構さかえてるところで配達していたのですが、みなさま置き配でも全然家の外で待ってます。

1人、家がすごい上り坂の一番上で途中でバテてしまって配達に時間がかかってしまったことがあったのですが、家から400mくらい歩いて大通りまで出て待ってくださってました。パジャマで笑

郊外で始めてからは、置き配の割合がぐんと上がって外で待たれることは今のところないです。

 

8.思ってるより稼げない

ピークタイムに稼働していても数珠らないため、単価は高くても稼げないです。

1時間平均2件こなすくらいが限界というか、それ以上鳴らないというか。

昼ピークと夜ピークこなせば稼げるかもしれないですが、私には体力がないので試してはないです.....

 

9.クエストが微妙

金土のみ平日の1.5倍くらいの金額になっているのですが、平日は合計12配達45ドルくらいのクエストです。

始めてから3日目に解放されました。思ったより早かった。

そもそもたくさん数をこなせないので、最低金額のクエストしかこなせていないです.....

日本だと平日と週末で区切られているんですかね?こちらでは毎日5pm-9pmの4時間のみクエスト対象です。

 

 

まだまだあった気がするのですが、一旦今日はここまでにしようと思います。

 

 

ガチ無職を極めていたのですが、少なくても収入があるのは精神的に安定するものです。

始めたては1件こなすだけでもういいやと思うくらい疲れたのですが、今ではもういいやと思いつつも2キロ以下ならいけるかなと思う余裕も出てきています。

ただ、普通に仕事をすれば、時給30ドル(パートタイムでも23ドルくらい)で働けるので、

肉体労働が苦手であれば、普通に仕事探しをするのが無難です。