モデナ散策
エステ家のもとで整備された町並み
建物の色がビタミンカラーで、散歩しているだけで陽気な気持ちになる
窓の可愛さ
ドゥカーレ宮殿
エステンセ美術館は、イタリアでももっとも美しい美術館とも形容されているんだって。たしかにシンプルで上品な雰囲気
人はほとんどいない
ひとりじめ
じっくり眺める
街の中心には、ギルランディーナの塔がそびえたつ。12世紀に市民の塔として建てられて、見張りの役割をしていたんだって。
美味しいし、美しいし、離れがたい街だな〜とひたすら散歩していたら、
そのスプリングコート素敵ね!と見知らぬイタリア人のおばちゃまに声をかけられた。
「アンケチュ(あなたもです)」と数少ない知っている言葉を並べたらどうやら通じたらしい。すごく嬉しそうな顔をして去っていった。
ちなみに私の着ていたコートは日本のものではなくマックスマーラのもの。つまり、この地域で作られているもの。そりゃ、イタリア人好みよね(笑)
オステリアもまた訪れたいし、この街は今後も立ち寄る機会があるだろうな〜(^^)
モデナでバルサミコ酢醸造元を訪ねる
家の横に畑があって、白ブドウと赤ブドウの割合を毎年変えながらつくっている。秋に収穫したブドウを写真にうつっている窯で15時間煮詰めて、樽にうつす作業をする。
人懐っこいわんちゃんたちがお出迎え
ここが樽部屋。
ワインとは違って、バルサミコは空気に触れされることがポイント。そのため、上の部分はくり抜かれ、ガーゼでゴミが入らないようにカバーされている。
さらに小さな樽にうつしかえて熟成をさせていく
それぞれの樽に名前が書いてあるけれども
昔からこの地域では、各家がそれこそ日本の梅干しのように当たり前にバルサミコ酢を作っていたそう。子供が生まれた記念に、その子供の名前を樽につけて、バルサミコをつくり、嫁入り道具に持たせた。そうすると最低でもだいたい20年ほどはすでに熟成されたものになっている。
89年生まれのシモーネくんはもう結婚して、新居に樽を持っていったので、名前の部分だけ記念に切り取ってここに飾っているのだそう。
そっか、バルサミコ酢は時間をかけて育むものなのか〜
愛情がいっぱい。今はみんながバルサミコ酢を作っているわけじゃないけど、でもこうやって続けていく人がいないと、そんな素敵な文化もなくなってしまう。日本も同じだ
味見をお願いして、リコッタチーズや、
チョコレートにかけていただく
人懐っこいわんちゃんたちと遊んでいたら、わたしも早く自分の飼い犬に会いたくなりました(^^)