2014年 10月19日
乃木坂46 伊藤寧々さんは
グループ活動を終了し、卒業しました。
「乃木坂で一番小さいメンバー」として
3年間活躍して、多くの人に
応援していただきました。
選抜回数こそ一度しかありませんでしたが、
それだけにとどまることなく
3枚目シングルのカップリングでは
センターを務め、ドラマ・映画出演も果たし
選抜回数以上の印象度があります。
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敢えて挙げるとしたら、彼女は
握手会のような交流イベントで
「釣り」とかのテクニックが得意なほうではなく
「自身からガツガツ向かうタイプではなかった」と言えます。
その素朴な愛らしさが魅力である一方、
グループのカラー・求められる要素と
ギャップを感じていたのかもしれません。
「プリンシパル」も苦戦を強いられ
少しいたたまれない気持ちにもなりましたが
決して弱音を吐くことなく戦い続けたのは
彼女の芯の強さゆえと信じています。
「ちっちゃいこと」は
彼女のコンプレックスでした。
しかし、あるときを境に
そのコンプレックスを
「個性」として自ら受容できるようになりました。
小さいからといって、高いヒールの靴を履いたりせず
スリッパで登場して
コンプレックスを「チャームポイント」に
変換することができたのです。
「ちっちゃい自分を愛してもらえるようにする」
その気持ちを感じ取れただけで
うれしくて仕方ありませんでした。
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そして、ねねを語る上で
避けることのできない仲があります。
伊藤万理華さんとの
「伊藤ちゃんず」です。
同じ名字・同じ学年、なのに
全く個性が異なるふたり。
きっと、お互いに違う部分を
認め合い尊重し合えたからこそ
愛される唯一無二の仲だったに違いありません。
もう、「伊藤ちゃんず」は
違う道を歩むことになりますが
ずっと想い合える仲になったことは
間違いないでしょう。これは「一生もの」です。
選抜揃い踏み、叶えてあげたかったなぁ。。。
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しかし、「伊藤」は
乃木坂において依然として
「多数派」であることには
変わりありません。
2期生の伊藤かりんちゃん、同じく
伊藤純奈ちゃんがいます。
ねねとの4ショットは
とても貴重な写真です。
この4人の中でも、一番大人なのは
ねねでしょうね。
まりちゃは雰囲気はオトナなのに
だる絡み癖のあるギャップが際立ちます
かりかりくんは良くできた子ですけど
中身は子どもっぽい部分が多いです。
純奈ちゃんは「ゆったん二世」との
評が高いヘンタイ気質ですし
これから、2期生ちゃんたちと
新たな「乃木坂の伊藤」の歴史を
刻んでくれると信じています。
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メンバーが寄せ書きをした
この似顔絵は、まりちゃが描きました。
こんなに大きな似顔絵と寄せ書き。
本当に「惜しまれて卒業する」という言葉が
当てはまるくらいの卒業かもしれません。
15歳で志を胸に上京して、それを貫いて
そして叶えてきました。
なので、ねねが新たな道に向かうことを
静かにうなずいて背中を押すことができます。
私が何か目立ったことをすることは
できませんけど、彼女がこれから進む道を
遠くから照らしてあげられるように
強く願い続けることはできます。
そして、卒業しても
伊藤寧々という人が私にとって
「すごく大切な人」であることには
変わりありません。
ねねと約束した
「まりかをよろしくね」ということも
自分の可能な形で続けていきます。
「さようなら」は言いません。
ねね、ありがとう☆
また会いましょう・・・いってらっしゃい!